詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

ひよっこ、総集編(前編・後編)を観た感想です

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、総集編(前編・後編)を観ました。 ひよっこ、というドラマは、主人公のストーリーとは、直に関係のない名場面や、重要エピソードが、会話劇で表現されることが、少なくなく、総集編作りが、超難題であることは、…

ひよっこ、私が勝手に「良い仕事をしたと思うキャラクター」、トップ10!

先月の9月末に終了した、NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、ヒロインであるみね子の父・実の、失踪と記憶喪失以外は、大半が、地味でほのぼのしたエピソードの連続で、主人公の上京後の目標が「給料日に、レストラン・すずふり亭で食事をして、全…

ひよっこ、ハッピーエンドの最終回で、このドラマのらしさを見せつつ、感動のフィナーレ!

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」 の最終回は、テレビ番組「家族みんなで歌自慢」の撮影を終えた谷田部家が、みね子の念願だった、「家族みんなですずふり亭の食事」を楽しむ中、ヒデが、みね子との結婚の報告と決意を語るという、絵に描いたようなハ…

ひよっこ(第154話)、赤坂より、ひと足先に、奥茨城編のフィナーレ!

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の最終週、第154話は、奥茨城編の主要キャストが、ほぼ勢揃いし、「みね子の里帰りと、谷田部家の新しい門出を祝う宴」が行われるという、まさに、このドラマのフィナーレと言っていい、感動の回となりました。 し…

ひよっこ、「これは運命だよな」では片付けられない、早苗の恋の物語について

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第25週「大好き」の第145話で明らかになった、早苗が「永遠の25歳」である理由、そして、彼女の人生の時計の針を進めることになる、第26週「グッバイ・ナミダクン」の第152話での、「早苗の恋の物語…

ひよっこ、浮かれカップル、ヒデ&みね子の、パヤパヤダンスで「お父さん、ネットが荒れています!」

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第25週「大好き」は、早苗の忘れられない恋のエピソード、実の美代子への再プロポーズ、省吾と愛子が交際に至るまでの語らい、と・・・まさに、週タイトル通りの展開となった、今週のひよっこで、最も話題とな…

ひよっこ、お役御免のはずの川本世津子が、まだ、退場しないのは、脚本家の私情?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第145話の終盤から、第146話の序盤にかけて、早苗の提案により、相部屋となった、みね子と世津子が、実の記憶喪失から始まる「かなしい出来事をナシ」にするべく、本音を語り合う訳ですが・・・正直、私には…

ひよっこ、違和感だらけの、ツイッギー・そっくりコンテストと、そのリハーサルについて

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第24週「真っ赤なハートを君に」の、メイン・エピソード、時子が参加するツイッギー・そっくりコンテストと、そのリハーサルは・・・歌って踊って、ワイワイ、ガヤガヤという楽しさと、アンチじゃなくても、突…

ひよっこ、川本世津子救出大作戦を、つまらないと思う視聴者は、このドラマの見方が分かっていない?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第135話は、女優・川本世津子が、身内との、金銭をめぐる確執(醜聞)で、マスコミにマークされ、自宅マンションに引きこもらざるえない中、それを心配するみね子が、ヒデとヤスハルの協力を得て、救出作戦を…

ひよっこ、ファンも唖然、衝撃の問題作「月時計会議」とは、何だったのか?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第20週「さて、問題です」において、第118話~第120話にわたり、開催された「月時計会議」は、議長となった早苗の名采配によって、きちんと、議題が整理されているようで・・・長過ぎたのか、議題が悪か…

ひよっこ、豊子が「勝ち抜きクイズ3Q」で優勝し、澄子とハワイへ!

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第115話と第116話は、みね子の元同僚・豊子の呼び掛けで、二度目の乙女寮(コスモスの部屋)の同窓会が行われ・・・実は、テレビのクイズ番組に出場していた、豊子の勇姿を、(結果が出ているのに)手に汗…

ひよっこ、第19週「見せ場である、田植えのシーンで、雨が降り続けるという、ハプニング!」

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第19週「ただいま。おかえり。」は、記憶を失った実が、みね子と一緒に、2年8ヶ月ぶりの帰郷、茂・ちよ子・進・宗男など、家族との再会に加え、長めの田植えシーンと・・・殆んど、クライマックスといった感…

ひよっこ、実が記憶喪失というエピソードは、そんなにおかしい?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、主人公のみね子が、2年以上、行方が分からなかった、父・実と、女優・川本世津子の自宅で再会、これだけでも、十分、大きな出来事なのに、そのうえ、父・実が、記憶喪失であることが判明、自身のことも、みね子…

最近、ひよっこの視聴率が上がっている、その理由は?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の視聴率は、最近、大台の20%を超えることが普通になったうえ、更に、このドラマの、最高視聴率記録が更新されることも、珍しくなくなってきました。 放送開始から、しばらく、視聴率18%前後~19%前後を推移…

ひよっこ、これから最終回に向けて、枝葉エピソードが増えていく?その可能性について

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、このドラマのストーリーの軸、失踪したと目されていた、みね子の父・実が、記憶喪失者として、発見されたことで(第102話)、今後のストーリーの軸が、主人公の「父親捜し」から、「実の記憶を甦らせる」こと…

ひよっこ、まるで、高子は左遷、島谷は夜逃げの、つれない退場の仕方について

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第17週「運命のひと」は、みね子と島谷の恋の終わり、高子と太郎の結婚、島谷があかね荘を去り、その部屋に愛子が住むこととなり、ひょんなことから、みね子がCM出演、みね子は、川本世津子と親しくなってい…

ひよっこの第97話、みね子と島谷の、別れ話の内容について

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第97話は、ひとことで言えば、バー・月時計で交わされた、みね子と島谷の「別れ話」の回でした。 みね子が、島谷のことを気遣い、敢えて嫌な女を演じ、身を引くという、セオリー通りの展開ではあったものの、みね…

ひよっこ「アンタ(田舎娘)と大学生の、恋の話!」byぱるる

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第16週「アイアイ傘とノック」は、先週の、みね子と島谷の、東京タワー・デートに引き続き、完全な恋愛モードで、脚がつったみね子のマッサージをする島谷、彼から有田焼のネックレスをプレゼントされるみね子、…

ひよっこ、大子山の狸・みね子は、果して、佐賀のシンデレラに、化けられるのか?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、茨城を代表する大子山の狸・みね子と、佐賀を代表する大企業の御曹司・島谷の交際が始まり、「なぜ、島谷?」、「どうせ、別れる」、「お喋りみね子」、「小理屈屋の島谷」、「二人の周囲が鬱陶しい」など、この…

ひよっこ(第84話~86話)、乙女寮の同窓会についての感想です

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第84話~86話は、主人公のみね子が、向島電機に勤めていた時の、乙女寮のルームメイトたちと、久しぶりに、すずふり亭で再会するという話で、このドラマのファン注目の、かなりの大イベントだったはずが・・・…

ひよっこの第83話、すずふり亭の前でニアミス・コント、「志村、後ろ!」ならぬ、「みね子、後ろ!」

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第83話は、みね子の叔父・宗男が、わずか、数日の付き合いしかない、すずふり亭・あかね荘の人たちに、わざわざ一人ずつ、別れの挨拶をしていくという、何とも、このドラマの脚本家らしいエピソードが、大部分な…

ひよっこ、島谷のビートルズのチケットを、人にあげてしまった宗男は、酷い?それとも、ロックンロール?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の、第13週「ビートルズがやって来る!」と、第14週「俺は笑って生きてっとう!」は、みね子の叔父・宗男が、この二週間のうち、何日も、主人公並みに活躍するという、異色のもので、その内容に関しても、話題性…

ひよっこの第80話、宗男の戦争体験とビートルズ、脚本家の頭の中でしか、繋がらなかったと思います

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第80話は、奥茨城編から、長い間、引っ張ってきた、「宗男の性格まで変えてしまった、戦争体験とは何か、それは、後に彼が、ビートルズの大ファンになることと、どう繋がっているのか?」を描いている(というよ…

ひよっこ、アンチの視聴者の、批判(バッシング)パターンについて

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、今週で前半戦が終了、このドラマそのものの視聴だけではなく、SNSやネットの感想サイト、ブログのレビュー、有名なメディアや識者の評価を調べてみるのも楽しい、大衆もインテリも、あの時代を生きた人もそう…

ひよっこ「このドラマに突っ込みどころが多いのは、アンチも視聴に巻き込んでいくための計算?」

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、重箱の隅をつつくタイプの、小さな突っ込みどころに限らず、「単純に、ミスですよね?」というタイプの、大きな突っ込みどころも少なくないのが特徴ですが、もし、このことが、脚本家の岡田恵和氏による、確信犯…

ひよっこの第72話、戦争の話が語られることを期待されるような、ドラマでしたっけ?

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第72話は、すずふり亭の、鈴子の孫、省吾の娘である由香が、アプレになった(グレた)原因が、バーでの省吾とみね子の会話、すずふり亭の裏のスペースでの、鈴子と一郎の会話の中で、明らかになります。 由香がア…

ひよっこ「友達100人出来るかな?」路線は、失敗する可能性もあると思います

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、「すずふり亭・あかね荘編」が始まってから、3週目に入っても、新しい登場人物が、次々と紹介されていますが、そのせいで、「父・実の失踪話」は、全く、進展することもなく、「奥茨城村の様子」も、お義理めい…

ひよっこ~ドラマとしての欠点が少なくないのに面白いという、不思議な現象について~

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、テレビ小説というより、「テレビ漫画」、「テレビ演劇(コント)」と皮肉られても、仕方のない面がある一方、その点こそが、このドラマの大きな個性であり、ある種の挑戦であり、魅力となっている面と言えるかも…

ひよっこ(62話~64話)、すずふり亭で働き出すみね子、その初日だけで、まさかの45分!

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第11週(62話~64話)は、3話も使って、みね子のすずふり亭の仕事風景(初日)を描くという、これまで以上のスローテンポぶり・・・脚本家の岡田恵和氏の、らしさが爆発した、エピソードの作り方と言えるで…

ひよっこの第10週、これまで通り、突っ込みどころはあれど、総じて、面白かったです!

NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第10週(55話~60話)は、「すずふり亭・あかね荘編」の始まりで、次の展開がどうなるのかを期待していた、ひよっこファンの注目を集めた週でしたが、正直、ほぼ完璧だった「奥茨城村編」、「向島電機・乙女…