詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

幽霊やゾンビや骸骨など、死者の詩

理想を言えば、岩崎宏美さんが適任かと思います

ゾンビは、朝も昼も夜も眠らない 二十四時間、何処かを彷徨している 死神から 「眠ってしまえば もう一度、死ぬよ」 と、警告されているので 意地でも、起きている だから、多くのゾンビが 睡眠不足で、苛立ちながらも そのストレスから 人間を襲ったり、食…

警察が現場検証をする前に、余計なことをして、不快な思いをした私

間違えて、自分のアパートの部屋の 隣の部屋に、入ってしまった そこには、人間の骨が散乱していた 全部、集めて、組み立てたら 「俺が眠っている間に 勝手なことをするな! まだ、現場検証してないのに!」 と、完成した骸骨に、大声で叱られた 仕方がない…

天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず、しかし、骸骨とゾンビの間には?

とある県の、人里離れた、山間部に住む 骸骨の三人家族が 自宅のリビングで、くつろいでいた時 骸骨の男の子が、こう会話を切り出した 「お父さん!」 「どうした、息子?」 「早く、人間になりたいね」 「息子!」 「何だよ、お母さん」 「私たちは、元々、…

片想い、健気な努力

骸骨娘は、骸骨だが 服を着ているし、カツラも付けている あるスナックで、ホステスをしていて そこのオーナーに、恋をしている 「オーナーは ポッチャリした女と 痩せ気味の女とでは どっちが好みですか?」 と、本来は内気で無口な 骸骨娘が、勇気を出して…

立ち直りの早い、ゾンビのお嬢さん

ある日、ゾンビ女が 割れた頭骸骨を、麦藁帽子で隠しつつ 街を歩いていると 通りすがりの知らない男に 「お前は、女の腐ったのだ!」 と、暴言を吐かれてしまった 「それは、反論出来ない事実だわ」 と、ゾンビ女は、その場でよろめいて 地べたに座り込み、…

中東の笛より酷い、私のジャッジ

スタジアムに入ったら そこは、異様な雰囲気だった 右の陣には、ゾンビがいっぱい 左の陣には、ゴーストがいっぱい 試合が始まった! ゾンビも、ゴーストも かなり、気合いが入っている 相手の陣地へ走ったり 味方の陣地に戻ったり やたら、動きが激しい ゾ…

真昼の幽霊

ひとりぼっちの、美しい少女 永遠に、微笑し続ける、だけの 真昼の・・・幽霊 太陽の光を気にして、木陰から出ず 病院の、人の行き来を眺めながら 退屈そうに、あくびをする この世に、未練があるとは、思えない とにかく、無邪気な、真昼の・・・幽霊 好き…

ある異色の曲芸師、ピエロのゾンビ

ピエロのゾンビ、玉乗りをする ピエロのゾンビは 見た目も凄いが、異臭も凄い 全身に、蝿がたかっている しかし、見世物として 大衆の目をひくらしく かなり、遠巻きだが 結構、人は集まる ピエロのゾンビが 玉乗りに挑戦する 大体、約三十秒くらいは 上手く…

禁句、親しき仲にも礼儀あり

ある霊園では 夜になると 一体のゾンビが 墓場から這い上がり 話し相手を探しに 周辺をさまよい歩く 寂しかったのだろう かなり、長い間、話をする 実は、話術が巧みである 性格も陽気で、親しみやすい しかし、訊いてはならない質問がある 「どうして、火葬…

三親等・四親等の人もいたそうです

見知らぬ幽霊がいた Aさんに紹介した Bさんに紹介した Cさんに紹介した 誰にとっても、見知らぬ幽霊だった 意地になって、あと百人に紹介した やっぱり、誰も知らないという 外国人なのだろうか? そう思って、国籍問わず、千人に紹介した やっぱり、誰も…

自殺男と発狂女

自殺男は、その名の通り すでに死んでいる もう、白骨化してから かなりの時間が経過している 遺書はあったが まだ、誰も読んでいない 発狂女は、自殺男の恋人である 彼の自殺の第一発見者であり そのままショックで 頭がおかしくなってしまった 発狂女は、…

オー・ヘンリー風

あるところに、若いカップルがいました この男女は、誕生日が一緒でした 誕生日が来ると、二人は 毎年、靴をプレゼントし合っていました 今年も、男は彼女のためにハイヒールを 女は彼のために革靴を、買いに出掛けました お互い、プレゼントされた靴を履い…