詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

人間何事も慣れとはいえ

 

とろとろと、とろけるように

眠くなってしまって

そのまま眠ってしまって

 

一度起きて、欠伸をして

また、とろとろと、とろけるように

眠ってしまって

 

今度は尿意で起きて

トイレから戻って来て

とろとろと、とろけるように

眠ってしまって

 

意識が朦朧としたまま

小声で、どうでもいい寝ごとを言って

 

やがて、朝が来たら

僕は、実際、全身が溶けていて

 

目玉二つになっていて

右目は、太陽の光を浴びて

左目は、床に転がって、壁を見ていて

 

視界が二つある違和感に

僕は、なかなか、慣れそうにありません