詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

降蛙確率の高い日は

 

朝から、小さな蛙が降り続いてい

 

彼らは、私の傘にも

無数に貼り付き

やがて、零れ落ちる

 

地面に落ちている

小さい蛙たちを

私は、容赦なく

長靴で踏み潰しながら

目的地へと向かう

 

小さい蛙たちは

私に抗議しているつもりか

ケロケロ、ケロケロ

とにかく、うるさい

 

しかし、もっと、うるさいのは

童謡『蛙掃除の業者さん』を歌う

通学途中の小学生たちである