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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

本当に待っているのは?

 

あなたは、待つ人に過ぎない

しかも、待ち人は来ない

手紙も来ないし、電話連絡もない

 

なぜなら、あなたは

電話もないし、郵便受けもない

待ち人は待ち人で

電話局も郵便局も、信用していない

 

あなたは今日も、三階の窓辺で佇む

 

昨日も一昨年も、そうだった

高い場所から、通りすがりの

あらゆる人々を眺める、そんな毎日

 

そして、来やしない待ち人に

思いを寄せて、ため息をつく

それが、あなたの現状であり

それが、あなたの義務となっている

 

また、噂じゃ、待ち人は

あなたのことなんて、完全に忘れて

色々なことを、色々な人と

よろしくやっている

 

あなたは、それを知りながら

今日も明日も、来年も再来年も

待つ人でいようとする

 

心の中で、いっそ待ち人が

「死んでくれたら」と、願いながら