詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

ダイヤ姫をめぐる、男女の価値観の違い

 

ダイヤ姫は美しい

とにかく、誰よりも輝いている

そのフォルムは

歳を取っても、変わることのない

女たちの憧れの的

 

しかし、男たちは

「あんなカチコチ女

 触りたくもない」

と、陰で嘲笑している

 

という訳で、ダイヤ姫は

同性に崇められるばかりで

異性には、全く相手にされず

誰とも結婚出来なかった

 

日々、自分の信奉者の女たちをはべらせて

自慢の肉体を愛撫させ続ける、退廃的生活

 

王様も女王様も

ダイヤ姫を心配しているが

「世界一、美しい娘が欲しい」

と、神に祈り続けた結果

生まれて来た子供なので

その負い目から、何も言えないでいる

 

「ダイヤ姫様、ダイヤ姫様」

今夜も、ダイヤ姫の美貌の虜となった

数多くの女たちが

競い合うように、彼女の裸体を

うっとり、愛撫する、接吻する

堪らず、しがみつく

あちこち、かじる者までいる

 

王様と、女王様は、こう嘆く

「容姿が少しくらい醜くても

 もっと、健全な娘が欲しかった

 

 

 

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