詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

週末、ラッパ吹いてブギウギ

 

週末の私は

オモチャのラッパを吹きつつ

あちこち、歩き回る

 

たくさんの人たちに

「うるさい!」と、叱られる

 

しかし、私はラッパを吹き続ける

 

私の演奏を気に入らない

たくさんの人たちは

集団であることを生かした

物理的強制力をもって

私から、ラッパを没収する

 

私は大人だ

 

あの野蛮な連中から

物理的強制力をもって

ラッパを取り返そうとしても

立場の弱い、いち個人であることから

実現が難しいことを知っている

 

私は、オモチャ屋へと向かう

オモチャのラッパなんて

買おうと思えば

在庫あるだけ、買えるのだ 

敢えて繰り返すが、私は大人なのだ

 

週末の私は

オモチャのラッパを吹く

 

代表的なオリジナル曲の題名は

この詩の題名と同じだ