週末、ラッパ吹いてブギウギ
週末の私は
オモチャのラッパを吹きつつ
あちこち、歩き回る
たくさんの人たちに
「うるさい!」と、叱られる
しかし、私はラッパを吹き続ける
私の演奏を気に入らない
たくさんの人たちは
集団であることを生かした
物理的強制力をもって
私から、ラッパを没収する
私は大人だ
あの野蛮な連中から
物理的強制力をもって
ラッパを取り返そうとしても
立場の弱い、いち個人であることから
実現が難しいことを知っている
私は、オモチャ屋へと向かう
オモチャのラッパなんて
買おうと思えば
在庫あるだけ、買えるのだ
敢えて繰り返すが、私は大人なのだ
週末の私は
オモチャのラッパを吹く
代表的なオリジナル曲の題名は
この詩の題名と同じだ