詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

間違い電話の対応について

 

(電話が鳴った)

 

はい、もしもし

 

はい

 

はい

 

はい

 

違います!

 

私が電話のつもりで

持っている、受話器は

コーヒーカップです

 

ごめんなさい

 

さっき鳴ったベルは

おそらく、隣人の電話です

 

それを知りつつ

見栄を張っていたのです

 

それでは、失礼します

 

何ですって?

そんなこと、ある訳ないでしょ!

あんまり、バカにしないでください

 

コーヒーの方は

ちゃんと、飲み切りました!

 

それでは、確認をしに

こちらに、いらっしゃいますか?

別にいい?

 

そうですか?

こちらとしては

どっちでもいいんですがね

 

(コーヒーカップという名の受話器を置く)

 

あー、もう、嫌になる!

過度な詮索、大きなお世話!