詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

短詩ばかり、三篇ほど その三

 

巣立ち

 

鳥が初めて、飛ぶ感じ

人が初めて、自転車に乗れた時

 

人は自転車でころぶけど

鳥は、空から、墜ちたりしない

 

翼は、鳥の一部だが

自転車は、人間の一部ではない

 

きっと、そういうことだろう

 

さあ、大人の方々

今すぐ、子供たちに

自転車を買ってあげてください

 

人間の子供なんて

とことん、成長したところで

翼が生えてくることなど

ありゃしないのですから

 

 

失恋

 

世界の終わりについて、考えた時

いつも、アナタのことを思い出します

 

会えませんか?

 

駄目なんですね

 

私にとっての

世界の終わりなんて

 

アナタには

関係ないですものね

 

忘れてください

 

全てを

 

 

さようなら

 

さよならしたい人には

さよなら出来ず

会いたい人は、誰も来ない

 

私の短い人生は

この、たった三行に

集約されている

 

尤も、今、やっと

さよならしたい人と

さよなら出来るが

 

会いたい人は

やっぱり、来ない

 

 

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