詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

怒鳴り牛の丸焼き問題

 

怒鳴り牛は

その姿こそ、闘牛風だが

サイズの方は、猫のように小さい

 

パワー、ない

スピード、ない

スタミナ、ない

 

ついでに、インテリジェンスもない

 

ただ、「ズドドドドーン!」

と、大声で鳴くだけ

 

そうやって、何もかもを威嚇するが

とにかく、弱く

痩せ細った野良犬に

生きたまま、食べられてしまうのも

珍しくないくらい、本当に弱い

 

もし、あなたが

不意に、怒鳴り牛と出会って

「ズドドドドーン!」とやられたら

取り敢えず、怒鳴り牛の横に回って

力いっぱい、脇腹を蹴り上げること

 

ほぼ確実に、気絶することだろう

 

また、気絶したままで構わないので

丸焼きにして、食べてみたらいい

 

大変な御馳走となる

 

尤も、これは「残酷焼き」と呼ばれ

国によっては、法に触れ

しかも、重罪らしいから

国際問題に発展しないよう

 

絶対に、海外では、やらないこと