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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話や、日常生活にあったことを書こうとも思います。

しょうもない犬

詩・散文詩

 

おれは、しょうもない犬であって

生まれた時から、一匹の野良犬であって

死ぬ時も間違いなく、一匹の野良犬であって

 

頭の中が、どうにかなりそうで

ワンワン、ワンワン

鳴いてばかりいるけど

 

どこに向いて、吠えているのか?

 

どこを向いて、吠えていいのか?

 

よくわからない

 

何故、おれは、こんなに、うるさいんだ?

 

敵なんかいやしない

 

誰も、おれなんか、相手にしちゃいない

 

なのに、何故、おれは、喉を潰すまで

吠えなきゃいけないんだ?

 

ああ、世の中、まったくもって

理解し難いことばかり

 

わからない、わからない

わからないことだらけ

 

とはいえ、とにかく、これだけは言える

 

おれは、しょうもない犬であって

寂しいような、そうでもないような

そんな、複雑な気分の中

 

ワンワン、ワンワン、夢中で鳴いて

周囲から、迷惑がられるだけ

 

とはいえ、これさえ、昔の話

 

今では、声すら、かれてしまって

代わりに、涙が、ずっと、流れっ放しで

 

・・・ああ、困った

 

おれは頭が

完全に、イカレテイル

 

そう実感する、毎日は、つらい

 

おれは、そんな、しょうもない犬