詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

心はふたつ、体はひとつ、○○もひとつ

 

驢馬人間は、西洋の神話に出てくる

ケンタウルスの、驢馬版の姿をしている

 

実は、人間部分よりも

驢馬部分の方が、主導権を握っている

 

だから、人間部分の方が眠くなっても

驢馬部分の方が、パカパカ走り出して

 

眠れなかったり

 

人間部分に空腹感がなくても

「何か食わなきゃ

 崖から飛び降りるぞ!」

と、驢馬部分が脅してくるし

 

とにかく、人間部分は

いつも、驢馬部分に、振り回されている

 

そして、人間部分が

何より困ることは

 

人間部分が、誰かと会話している時 

驢馬部分が、突然、脱糞することである

 

人間部分は、顔を真っ赤にして

「これは失礼しました

 でも、コイツは、驢馬の糞ですから」

と、別にしなくてもいい、自己弁護をするが

 

明らかに、この糞の一部は

 

人間部分のものに違いない