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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話や、日常生活にあったことを書こうとも思います。

想像の翼ばかり拡げている鳥

鳥や蝶、虫など、生き物の詩

 

インテリ気取りの

嫌な感じの鳥が

 

世界を楽しく安全に

旅する教えを

 

本当は、披露したい癖に

 

君が聞きたいのなら

仕方ないから、語ってやろうという態度で

 

延々と、独演会を開く

 

しかし、この鳥は飛べない鳥である


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それどころか、何処かの

木の枝などに、留まっているだけで

 

歩くことさえ、ままならない

 

飼育係の私が、餌をやらなければ

やがて、死ぬであろう、身の上である

 

なのに、私が彼に

市販の典型的な

鳥の餌を与えようとすると

 

「昔、パリで食べた焼き栗は」

なんて、聞きたくもない自慢話をやり出す

 

確かに、君の想像力は、素晴らしい

 

それは、私も、認めようじゃないか?

 

しかし、君の経験値ときたら

 

鳥籠の鳥と、変わりゃしない

 

その真実から

いつまで、逃げるつもり?

 

早く、現実を

受け止めるべきでは?

 

想像の翼ばかり、拡げてないでさ!