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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話や、日常生活にあったことを書こうとも思います。

星の子供、大人になって、恩を仇で返す

詩・散文詩

 

自宅付近を散歩していたら

宝石らしき物体が落ちていたので

拾い上げてみたら、星の子供だった

 

彼に、よく話を聞いてみると

早く宇宙に帰りたい、とのことだったので

 

私は、親切心から、星の子供を

おもいっきり、空へ放り投げてやったが

すぐ、地面に落下してしまった

 

しかし、心配には及ばない

 

私には

この星の子供を宇宙に帰す

名案があったから

 

そして、それを即実行することにした

 

ロケット花火を、何本もまとめて

その先端に、星の子供を搭載した

 

そして、カウントダウンの後

マッチで点火し、上空へ飛ばした

 

そのまま、帰って来なかった

おそらく、宇宙へ到着したのだろう

 

 

十年後、成長して

物理的にも大きくなった

あの時の、星の子供が

恩返しのつもりなのか?

私の自宅まで、飛んで来た

 


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大変な惨事となった

 

あくまで推測だが、星は何やら

お礼のようなことを、言っているらしい

 

しかし、救急車や消防車やパトカーの

サイレンの音のせいなのか?

 

星が落下した衝撃で

私の鼓膜が、破れてしまったのか?

 

星が、何を言っても

私には、全く、聞こえやしない