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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話や、日常生活にあったことを書こうとも思います。

警察が現場検証をする前に、余計なことをして、不快な思いをした私

幽霊やゾンビや骸骨など、死者の詩

 

間違えて、自分のアパートの部屋の

隣の部屋に、入ってしまった

 

そこには、人間の骨が散乱していた

 

全部、集めて、組み立てたら

 

「俺が眠っている間に

 勝手なことをするな!

 まだ、現場検証してないのに!」

と、完成した骸骨に、大声で叱られた

 

仕方がないので、分解して

なるべく元の位置へ、戻しておいた

 

「組み立てたり、分解したり

 疲れただろう?

 ちょっとここで、休憩しなよ」

 

私は、彼のお言葉に甘え

その場で、床に座り、煙草を口にくわえた

 

頭蓋骨が、顎をカクカクさせながら

自分が、いかに酷い目にあったか?

 

何となく、得意げに語り始めた

 

私は、その話を

軽く聞き流しながら

灰皿代わりに、頭蓋骨の口の中へ

 

トントンと、灰を落とした

 

彼は、激怒して叫んだ

「出て行け!」

 

何となく、顔が真っ赤に見えた

 

どうせ、死んでいるのだから

そこまで怒らなくてもいいのに

 

つい、さっきまで、こちらの善意で

警察に通報してあげる気だったけど

 

やっぱり、よそう

 

彼が、永久に成仏出来なかったところで

 

私は、知らない

 

 
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