詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

理想を言えば、岩崎宏美さんが適任かと思います

 

ゾンビは、朝も昼も夜も眠らない

二十四時間、何処かを彷徨している

 

死神から

「眠ってしまえば

 もう一度、死ぬよ」

と、警告されているので

意地でも、起きている

 

だから、多くのゾンビが

睡眠不足で、苛立ちながらも

 

そのストレスから

人間を襲ったり、食べたりしながらも

 

懸命に、生きている

 

一度、死して、なお、睡魔と闘っている

 

誰か、そんな彼らに

子守歌でも、唄ってくれないか?

 

静かに、眠らせてやってくれないか?

 

大半のゾンビが、心の奥底では

「自分が生きながらえるために

 誰かを犠牲にしなければいけない」

この空虚な日常を卒業したいと

 

きっと、願っているに違いないから