詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

認知症が進行する祖母に、振り回される私

 

 このブログで、度々、触れてきましたが、母親の入院を機に、軽い認知症になって久しい祖母と、実家で留守番生活をしています。

 

 祖母は一階の六畳の和室、私は二階の自分の部屋に居ることが多いのですが、とにかく、よく呼び出されます。

 

「何か用?」と、私が祖母に訊ねると、大体、「用なんかない」と、答えます。

 

「じゃあ、呼ばないでくれる?一時間ごとに、見に来るからさ」、「分かった。もう、呼ばない」と言った十分後には、また、呼び出されます。

 

 もちろん、何の用事もありません。

 

 少し大きめの声で、「用がないなら、呼ばない!さっき、言ったばかり!」と、私が怒ると、「隣の部屋に誰か居る」みたいなことを言い出したりもします。

 

 もちろん、誰も居るはずありません。

 

 しかし、ちゃんと祖母を納得させるため、障子を開けて、「誰も居ない」と確認してやります。「おかしい。さっきまでいたのに」と反応することもあれば、縁側の方に出て、「あの車・・・」と、道路を指差し、怪しい奴は確かにいたという、アピールをすることもあります。

 

 ちなみに、あの車・・・孫の私の車なんですけど。

 

 

 祖母は、まだ、一時前だというのに、縁側の前にある物干し台から、洗濯物を取り込んでしまいます。そして、自分で服を畳ながら、「まだ、湿っている」と、感想を述べます。

 

 当然、私は「三時くらいまで、置いといてって、毎日、言ってるよね?」と、注意しますが、祖母は「はいはい、分かりましたよ。八十八にもなって、孫に怒られて・・・」と、わざわざ捨て台詞を吐いてから、六畳間へ帰って行くので、比較的温厚な私でも、少し腹が立ちます。

 

 それに、祖母の実年齢、八十八じゃなくて、九十六だし・・・。

 

 

 これは、今朝の話です。私が、いつものように、祖母の部屋に、お茶を持って行くと、「さっき、○○の婆さんがやって来て、甘納豆をくれた。美味いやつだから、お前も食べてみろ」と、祖母が私に、開けたばかりの甘納豆を、勧めてくれました。

 


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 ○○の婆さん、笑い声とか大きいし、来てたら、二階にいても気付くはずなんだけど、そもそも、来るとしたら、午後か、午前なら、九時・十時のはずだけど、おかしいな、と思いつつ、よく話を聞いてみると、祖母が○○の婆さんだと思い込んでいた人物は・・・私の妹なのでした。

 

 妹は、私も兄でありながら、正確な歳は知らないのですが、まだ、三十チョイだったはず・・・それなのに、八十過ぎの婆さんと間違えられるとは!

 

 この話は、私の胸の中だけに閉まって、妹には、ずっと、黙って置こうと思います。

 

 我が家で、老人(実の祖母)虐待事件なんて起きては、困りますから。