詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

今の生活、楽かと思っていましたが、そうでもなくなってきました

 

 今日も懲りずに、胃癌の母の看護話と、認知症の祖母の介護話です。正直、読者の皆さんのためにというより、自分のために書いています。ほぼ日記です。第三者の方が読んでも、つまらないと思いますので、購読者の皆さん、この記事というより、このブログ自体、遠慮なく、無視してもらって結構です。

 

 今日の母の容体ですが、昨日に引き続き、やや好調といった感じです。熱い緑茶や、薬を飲む時の白湯、牛乳、ミカンなど、水分を充分摂っていますし、ゼリー、ふ菓子、煎餅、クラッカーなども食べました。夕方から夜にかけても、最低限、お粥と、ソフトクリームくらいは食べる予定です。

 

 腹部の張りや痛みも、薬のお蔭で、殆んどありません。母は、抗がん剤に限らず、痛み止めの薬、便秘改善の薬、食欲増進の薬を飲んでいますが、髪の毛が抜け出している以外は、大した副作用もないようです。ちなみに、脱毛に関して、母は「さっさと全部抜けて、早く尼さんみたいになった方が、スッキリする」と言っています。別に、強がりで言ってるのではなく、とっくに、覚悟は出来ていたようです。

 

 また、母は、明日、病院なのですが、先週は、この通院の疲労で体調を崩し、復調するのに数日かかったので、心配です。母はもう、一週間近く、移動といったら、自分の部屋から数メートル先のトイレへ行くだけ・・・かなり、脚力が弱っています。

 

 駐車場も病院内も広いし、はたして、父一人で対応出来るかどうか?

 

 私も、母に付き添ってあげたいのは、山々なのですが、ほぼ認知症の九十六歳の祖母を、家に一人で置き去りにする訳にはいかないので、留守番です。

 

 

 ところで、今日の祖母は、「風が冷たくて、寒いから、外には絶対、出ないように!」と私に注意され、「この寒さで、外に出る人は、馬鹿だよ」と返事をして置きながら、三度も脱走を試み、家を出た直後、二度、私に発見され、自分の部屋に連れ戻されました。

 

 今日の夕方、一度だけ、私は、祖母が庭に出たことに気付かず、放置してしまったのですが、大体、三十分くらいで自主的に戻って来て、「寒い!お茶!死ぬかも知れない!」と、玄関先で騒ぎ出しました。

 

 五分後、「だから、外には出るなと言ったのに!」と、私がお茶を差し出しながら言うと、祖母は「やっぱり、お茶より、温めた甘酒の方が良かった」と、どういうつもりなのか、満面の笑顔で言いました。

 

 腹が立たないと言えば、嘘になります。