詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

病気の母、朝から不調を訴えるものの、実際は比較的好調

 

 母は、昨日、病院から帰って来た直後、フルーツの入ったゼリーを少量食べ、帰りの車中で飲んでいたオロナミンCの残りを飲み、そのまま、ベッドで眠りました。

 

 夕方、目を覚ました母は、「久しぶりに熟睡出来た。今が何時かも分からない」と、笑顔で私に言いました。

 

 そして、夜になり、母は、少量のお粥、少量のワイン、ミカンを一個食べたので、先週と違い、通院の疲労で体調を崩すということはなさそうだと、私も家族も安心していました。

 

 しかし、朝になると母は、暗い表情で「何だか、このままスーッと死んでしまうような気がする」なんて、弱気なことを言い出し、父が勤めに行くのをとめました。そして、母は父に、一日中、マンツーマンで、看病をさせています。

 

 はっきり言って、まだ生きるの死ぬのなんて、段階じゃないのに、父の勤め先の立場も考えずに、いい気なものです。

 

 母は、寿命どころか、ここ数日、食欲が少しずつ回復していて、今の流れが、このまま続けば、次回の診察の頃には、1キロ以上、体重を増やして、抗がん剤の点滴を再開することも可能だと、私は考えていますが、今の母は、気持ちが不安定なので、自分で、悪い方へ、悪い方へ、向かって行くようなところがあります。

 

 ちなみにですが、今日の母は、朝、お粥を少量、野菜スープを少量、ミカン一個、昼、コーヒー牛乳を少量、スナック菓子を少量、ゼリーを少量、その一時間後、メロンをひと口、オロナミンCを半分くらい飲みました。薬を飲む時、それなりの量の白湯も飲んでいますから、少なくとも、水分はバッチリ摂れていますし、これで夕方、煎餅かクラッカーでも食べて、夜にお粥を食べたら、現状では、及第点だと思います。母は、退院してから、酷い時は、殆んど水も飲めずに、一日の摂取カロリーも100キロ程度でしたから。

 

 母は今、ベッドの上で、極端に首を前に下げ、スマホを使い、「癌情報の収集」をしているようです。正直、母にメディアリテラシー能力なんて、これっぽっちもありませんから、折角、良い流れの中にいるのに、おかしな情報にかぶれて、変なことを言い出さないか、本当に心配です。