詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

病気の母、介護用ベッドの上で、テレビの相撲観戦に夢中

 

 胃癌を患っていて、最近、寝たきり気味の私の母ですが、三日前、介護用ベッドが届いてからは、背もたれを高くして、夕方はテレビの相撲観戦をしています。


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 ひと月くらい前、「介護用ベッドが欲しい」と母が言い出した時、「いくら何でも、まだ、早い」と私は思っていたのですが、最近の母の体力低下(というより、筋力低下)は著しく、母の言う通り、今、購入して正解だったようです。

 

 今現在、母は、一人で起き上がるのも、立ち上がるのも、結構、時間がかかりますし、すぐ側のトイレへ行くのも、壁伝いですから、ひと月前とは大違いです。

 

 脚も腕も、見るからに痩せ細っています。ただ、不思議なことに握力だけは、まだ、かなり残っています。

 

 ちなみに、この握力は、母の部屋を出ようとする私の服を、ベッドの上から引っ張って「もう少し、背中を擦ってから帰れ」と、母が私に命令する時など、役に立っています。

 

 また、髪の毛の方ですが、抗がん剤の副作用で、全体的に八割くらい抜けていますが、もう、これ以上は抜けないようなので、母がなりたかった寂聴ヘアーは諦め、カツラを購入しました。なかなか外出する機会がないので、まだ、一度も装着こそしていませんが・・・。

 

 最近の母は、食欲の方もイマイチです。退院後、良い時は一日500キロカロリーくらい食べていたこともあったのですが、今は、頑張って300キロ後半といった感じです。しかも、食べ物は殆んど摂らず、飲み物ばかり飲んでいます。今日も、緑茶、青汁、リンゴジュース、トマトジュース、牛乳を小さいコップで半分飲んだだけで、食べ物は、梅のゼリーと、スイカと、チョコレートを少量食べただけです。

 

 母は小柄、かつ、少食で、元気な頃、外で働きつつ、家事もしつつの生活でも、一日1200キロカロリーくらいしか摂っていなかったので、ほぼ寝たきりの状態で、300キロ超なら、命に別状はないと思いますが、今は休止している、抗がん剤治療を再開するとなると、体力的に持つのかどうか心配です。

 

 抗がん剤なんてやらない、という選択もありますが、そうすることで、痛みだったり、寿命の方が、どうなるか分からないところがありますし・・・ま、なるようになっていくのでしょうけど!

 

 母は今、痛み止めの薬を飲んで、そのまま、自慢の介護用ベッドで眠っています。

 

「五時になったら、相撲を観るから起こして。もし、薬のせいで熟睡していたとしても、稀勢の里の勝負が始まる、五分前には起こして」と、二時間前、母は私に厳しく言いつけました。

 

 もちろん、私は「分かった」と了承しましたし、もうすぐ五時なので、これから、母を起こしに行くつもりですが、母は元々、大して相撲なんて好きじゃなかったはず・・・おそらく、世の中の稀勢の里フィーバーに、安易に乗っかっているだけだと思いますが・・・まさか、痛み止めか、抗がん剤の、副作用じゃないですよね?