詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

朝ドラ「ひよっこ」、みね子の父・実が失踪した理由について、考察しました

 

 NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」は、新規の視聴者こそ、獲得し損なってはいるものの(視聴率こそ、物足りない結果になってはいるものの)、熱烈な固定ファンを持ち、批評家やメディアからも「内容では決して、過去の朝ドラの名作に劣るものではない」と、作品そのものの評判は良いようです。

 

 そんな「面白いはずなのに、視聴率が伸び悩でいること」が、今現在、最大の話題となっている「ひよっこ」に加わった、新たな話題と言えば、何と言っても「みね子の父・実が失踪した理由は何か?」でしょう。

 


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 すでにネット上では、「事件に巻き込まれた」、「事故に巻き込まれた」、「詐欺にあった」、「借金の保証人になった」、「若年性の認知症になった」、「大きな病気にかかった」、「すでに亡くなっている」、「愛人に夢中になっている」、「何らかの夢を追いかけている」、「思うところあって、出家してしまった」などと、いくつも臆測が飛んでいます。

 

 

 また、オフザケ系の失踪理由としては、「蟹工船に乗せられた」、「北○鮮に拉致された」 、「宇宙人に捕まった」、「オネエになっちゃった」、「始めから、父・実は、みね子の妄想の中の人物でしかなかった」、「河童にシリコダマを抜かれ、無気力になり、川べりでホームレスをしている」、「優しい父・実は、悪ガキに苛められていた亀を助けてしまったことから、竜宮城にいる」、「もっと多くの出番を求めて、『やすらぎの郷』の出演交渉中で、ずっと倉本聰の自宅にいる」などがあります。

 

 

 そして、何が原因かは分からないが、父・実は記憶喪失になっているという設定なら、「家族と全く連絡が取れない」という、普通ならあり得ない状況も納得出来る、なんて話が有力説のように語られていますが、どうなんでしょう?

 

 よほど上手くやらない限り、熱狂的な固定ファンすら、「バカらしい。好きだったけど、一気に冷めた」となりかねない、危険な選択でしかない気がしますが・・・。

 


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 それにしても、みね子の父・実の失踪事件の原因動機は何なのか?脚本家の岡田恵和氏には、ちゃんと着地点が見えているのでしょうか?

 

 私には、岡田氏が、どう頑張っても、転倒することが宿命付けられた技と知りながら、スコア的に(視聴率的に)、果敢に挑戦するしかない、追い込まれた体操選手にしか見えません。

 

 もちろん、私は、純粋にひよっこのファンなので、岡田氏のオリンピックのメダリスト級の演技(特に着地)を期待していますが・・・審査員(メディア・批評家)や、大勢の観客(視聴率・ファン)の評価は、厳しいものになる気がします・・・。