釣りバカ日誌2、第3話「ハマちゃん、人格者となり、みち子さんのセクシーな誘惑に打ち克つ!」
五月五日放送の「釣りバカ日誌2」第3話の、紙芝居風ダイジェストです。他のブログにあるような、正確なあらすじではありません。どうか、ご了承下さい。
日曜日、みち子さんとの映画の約束を断って、一人でイシダイ釣りへ出掛けたハマちゃんでしたが、かなり、高さのある場所から、転落し、頭を打ち、そのまま気を失ってしまいます。
素人は足手まといになるから、とイシダイ釣りに連れて行ってもらえなかったスーさんが、ハマちゃんを追って海へ・・・倒れている彼を発見、病院を経て(怪我は軽傷)、かづさ屋に運ばれて来ます。
翌日、会社に現れたハマちゃんは、事故のショックなのか、髪を七三に分けた、敬語を喋り、時間を守る、仕事への意欲が高い、真面目なビジネスマンに、変身していました。
また、自分のデスク周辺の釣りの道具を「これでは仕事になりませんので・・・」と、全て捨ててしまいます。
スーさんと、かづさ屋にやって来たハマちゃん、 「今後は生活を改め、浪費はせず、貯蓄に励み、円満な家庭を築きたい、そう精進する所存です」、「一体、私は社長の何の師匠なんですか?貴方は、自分の立場を考えて、もう、私のような平社員と付き合うのは終わりにしてください」などと語り、いつも完食する、みち子さんの魚料理も残し、支払いも、ツケではなく、現金を置いて去ります。
つまり、事故のショックで、完全に別人格の人間になっていたのでした。
余談ですが、上の画像の左側、真ん中より、やや下にある緑色の文字の日本酒の広告、銘柄が「廃人同然」と書かれています。ベタなコメディーと侮るなかれ、近年のテレビドラマにはない、かなり危険なブラックユーモアと言えるでしょう。
別の日、ハマちゃんに、元の人格を取り戻してもらいたい、みち子さんは、かづさ屋の店主のアイデアを聞き入れ、胸元の空いた、腕丸出しのセクシー衣装を来て、彼を温泉旅行に誘います。
しかし、ハマちゃんから返って来た答えは、「結婚する前は、ちゃんと、お互いを律するべきではないでしょうか?」という、良識あるものでした。
再び、余談ですが、みち子さんの腕が、私のイメージしていたより、心なしか太いのですが、おそらく、朝ドラの有村架純さんの、役作りで体重5キロ増という話を聞き、広瀬アリスさんも、触発されたのだと思います。
自尊心を傷付けられた、みち子さんは、セクシー路線で迫るというアイデアをくれた、叔父でもある店主を、「このバカけ!」と罵倒します。
この後、みち子さん不在の中、ハマちゃんからの注文を受けた、豚の生姜焼き定食を、料理下手の店主が作ります。
美味しい訳がないのですが、大胆に添えられた、巨大なキャベツの芯以外、ハマちゃんは完食し、またもツケではなく、現金を置き、丁寧にお礼を述べて、店を立ち去るのでした。
「もう一度、同じショックを与えてみれば?」というスーさんの奥さんのアイデア、「漫画じゃないんだよ!」とスーさんは否定したものの・・・ハマちゃんに、映画へ行こうと嘘を吐き、海へと誘い出し、みち子さんと一緒に、実験を開始します。
ハマちゃんの人格が、元に戻るどころか、今回は、軽傷では済みませんでした。
ハマちゃんの人格が変わる前に提出されていた、彼の釣り大会の企画が通り(会社のトップである、スーさんの権力が行使され)、会社のレクリエーション・イベントとして、実現します。
企画立案者として、釣りはせずに、裏方として、みんなのサポートに徹するハマちゃん、スーさんに釣りを勧められても、遠慮します。
しかし、直の上司である営業三課課長が「折角、社長が、こう仰ってるのに!」と怒ると、ハマちゃんは渋々、竿を握ります。
しばらくして、ハマちゃんの竿に、かつて、みち子さんとの映画鑑賞デートを棒に振るほど、恋い焦がれていた、イシダイがかかり、それを釣り上げた瞬間、「イシダイだよ、スーさん!」と叫び、この通り、輝きを(元の自分を)取り戻します。
元に戻ったハマちゃんは、釣り大会の帰り、かづさ屋で、みち子さんのイシダイ料理を美味しく頂きます。みち子さんとの温泉旅行の話も、行く気満々ですが、今度は、彼女の方が乗り気じゃなくなります。
かづさ屋の店主が「いつも食べていたんだよ」と、例の豚の生姜焼き定食を、ハマちゃんに食べさせると、彼は「んだ、コラァ!二度と出すな、こんなモン!・・・頭、大丈夫か、アンタ?」と、暴言を吐き、完全復活を遂げます。
会社でも、これまで通り、敬語とは程遠い、フランクなやり取りで、周囲の同僚たちの神経を逆なでし、最後は、竹刀を持った課長に追いかけ回されます。
・・・以上です。