詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

釣りバカ日誌2、第6話「コメディ・モードの大地真央が、やりたい放題の大暴れ!」


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 テレビ東京「釣りバカ日誌2」 の第6話は、今回のゲスト・大地真央演じる、アナコンダこと、ボヌール・リゾートの三輪社長が、「暗闇で手を握り合っただけで、恋に落ちる」、しかも、その相手が、営業三課の佐々木課長という、あり得ない設定の中、常に細かいギャグを連発することで、視聴者を呆れさせても飽きさせない、いつもの展開に持ち込み、ドラマというより、コントとしてですが、間違いなく、成功しています。

 

 

 それでは、他のブログにはない、雑で不正確なダイジェスト(あらすじ)で良かったら、どうぞ。

 

 

 

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 ボヌール・リゾートから、大口の契約を取ろうと、ブラインド・レストラン(暗視カメラ映像になる演出!)で、三輪社長を接待する、佐々木課長とハマちゃんです。

 

 暗闇が苦手らしい、三輪社長は、パニック状態に陥り、「そもそも、何でここ、こんなに暗いの?何で、人類は・・・何のために、火を使うようになったの?分かった、私がこの店を買う、だから早く、電気を点けなさいよ!」と怒りだし、転倒しそうになるところを、ハマちゃんに助けてもらうのですが、彼女は先に声をかけてくれた、佐々木課長の方が、助けてくれたのだと思い込みます。

 

 そして、三輪社長は、この出来事に運命を感じ、恋に落ちます。吊り橋効果?いいえ、このドラマでは、そんな小賢しい、後付けの理屈は不要なのです。今回は「こういう設定」となったら、ファンは黙って、ついていくしかないのです。

 

 


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  一方、かづさ屋では、店主とスーさんが、ハマちゃんたちの影響を受け、ブラインド・レストランごっこを興じ・・・散々、テーブルを料理で汚してしまい、店主の娘に「二人で片付けてね」と冷たく言われ、「はい」と、素直に了承します。

 

 このグチャグチャになった料理は、後でスタッフが美味しく頂きました、というテロップが、画面に・・・出ることはありませんでしたが、実際、どうなったんでしょうね?

 

 


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 佐々木課長を気に入った三輪社長が、再び、鈴木建設に、接待の席を要求します。課長は、彼女のお気に入りが、自分ではなく、ハマちゃんだと勘違して、今回も彼を、一緒に連れて来ます。

 

 佐々木課長の「(ハモが)大好きです」、「(一番好きな魚は)キスです」という言葉に、三輪社長が、いちいち敏感に反応するので、まるで、志村けんのコントのようです。

 

 


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 佐々木課長は、未だ独身だと思い込んでいる三輪社長が、「恋人がいるなら、連れて来て欲しい」とのリクエスト、課長は、ハマちゃんのことだと勘違いしたまま、みち子さんを連れて来ます。

 

 四人で会話をしているうちに、三輪社長のお気に入りが佐々木課長であり、みち子さんが課長ではなく、ハマちゃんの恋人だということが、ハッキリします。

 

 三輪社長が「何でアナタのようなキレイな人が、こんな・・・」と、ハマちゃんを侮辱するようなことを言ったので、みち子さんは怒って退席し、ハマちゃんも追いかけます。

 

 そして、二人きりになった途端、三輪社長は、佐々木課長を、壁際へ追い込んで、「仕事でも何でも、欲しいものがあるなら、あげる・・・アナタが欲しい」と、情熱的に求愛をするのでした。

 

 


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 帰り道、路上で佐々木課長は、自分の心の声を具現化し、医師の姿をした良いササキからは、「私には妻も子供もいる、アナタの気持ちには応えられない、と言うべき」と忠告され、ギャンブラーの姿をした悪いササキからは、「仕事くれるんだろ?出世のチャンスだな、サービス精神のつもりで、上手く付き合えよ!」と忠告され、どうすればいいのか?迷い続けます。

 

 


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 佐々木課長は迷いながらも、三輪社長を傷付けずに別れるプランで、全くムードのない場所へ行き、デートをすることになります。

 

「不倫は絶対に許さない」という、みち子さんも、ハマちゃんと一緒に、二人の状況を見守ります。

 

 三輪社長と同じ大学の先輩・後輩である、スーさん夫人からの情報を駆使し、佐々木課長は彼女と別れるために、「ジュース買って来い!」などと、威張り散らしますが、結局、課長が彼女に嫌われるということはなく、それどころか、更に、好感を持たれてしまうのでした。

  

 

 

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 再び、佐々木課長と三輪社長がデート・・・今、このタイミングで、タイタニックのパロディをやる勇気、賞賛に値すると思います。尤も、この二人の姿を、遠くから見てしまったハマちゃんは、ひとこと「だっせー!」と言い放ちますが・・・。

 

 


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 三輪社長から、涙ながらに、「・・・私の人生には、アナタが必要なの!」と告白された佐々木課長の肩に、再び、自分の心の声を具現化したものが・・・警官の姿をした良いササキからは、「私には妻子がいます、今まで言い出せなくてゴメンなさい、と謝るべき」と忠告され、何故か、田中邦衛のしゃべり方をする悪いササキからは、「相手はお前にベタ惚れだ、契約も取れるし、抱きしめちゃえよ、トドメさしちゃえよ!」と、忠告されます。

 

 そして、佐々木課長は決断し、三輪社長にキスしようと迫りますが、そこへハマちゃんが「おい、課長!」と声を掛けると、二人はよろめき、課長は倒れ、彼女は倒れそうになります。

 

 


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  ハマちゃんが、手をつかみ、倒れかけた三輪社長のことを支えると、彼女は、先日のブラインド・レストランでの手の感触を思いだし、自分の佐々木課長に対する運命の恋が、誤解だったことに気付き、「・・・長い夢を見ていたのね、これも接待だと思えば、悪くなかったわ」と言い残し、この場を立ち去ります。

 

 ちなみに、ボヌール・リゾートから、仕事はもらえたものの、三輪社長から、「アナタが必要」と言われ、その気になっていた佐々木課長は、「私には帰る場所なんて(必要としている人なんて)・・・」と叫びます、次の瞬間、奥さんからの「今日も遅い?残り物食べていいから、洗い物はやってね」というメールが来て、それを見たハマちゃんが「必要とされてるじゃない!」と、課長を励ますのでした。

 

 


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 テレビ東京「孤独のグルメ」の井之頭五郎(松重豊)が、かづさ屋にやって来ますが、みんなに弄られて、一人で食事を、させてもらえません。

 

 


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  今回の放送のオチのためだけに、佐々木課長が、北海道の利尻島まで、飛ばされます。まだ何も、悪いことなんて、していなかったはずなんですが・・・。