詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z、第2弾「山梨・富士山から、栃木・那須岳へ!」


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 テレビ東京「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z・第2弾~山梨・富士山から、栃木・那須岳へ」の感想と、名場面ダイジェストです。

 

 バス旅Zになり、レギュラー出演者が、田中要次と羽田圭介になって、「別に、つまらないこともないけど、何か物足りない」と感じている視聴者も、少なくないようなので、その物足りなさの原因について、私なりに考察してみました。

 

 

「視聴者が、未だに、先代コンビの幻影を見ている」

 

「先代コンビは、ボケ(蛭子能収)と、ツッコミ(太川陽介)が明確だったが、今の二代目コンビは、双方、ボケともツッコミとも言えない感じで、二人でいることが、笑いの相乗効果を産み出していない」

 

「観光スポットの、撮れ高が少ない」

 

「食事シーンの、撮れ高が少ない」

 

「バス停での待ち時間、バスの中にいる時間などで、田中と羽田が、ゲストのマドンナの、人物像や近況を掘り下げたり、住民と触れあったりというシーンが、殆んどない」

 

「ただでさえ、レギュラーの男二人が、比較的真面目なのに、第1弾・第2弾と、マドンナまで、比較的真面目な人をチョイスしたため、ほぼ、波乱要因がなかった」

 

「この番組の旅のテーマが、まるで『観光案内所巡り』になってしまっている。時には、一般住民からの間違った情報に、振り回された方が良いのに(ハプニングで見せ場が増えるのに)、レギュラーの男二人に、余裕がなさ過ぎる」

 

 

 思い付いたまま、勢いで、七つも批判的意見を書いてしまいましたが、当然、今回、前回より、良かった点も、いくつかあります。

 

 その最も良かった点を、ひとつだけ、言わせてもらえば、それは、キートン山田と、太川陽介のWナレーションが、スポーツ中継における、実況(キートン)と解説(太川)に、役割分担されつつあり、Wナレーションの意味が、明瞭になったことです。

 

 レギュラーの田中&羽田の良かった点は・・・まだ、二回目なので、今後に期待することにして・・・名場面ダイジェストの方を、どうぞ!

 

 


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  富士五湖のひとつ、精進湖でのオープニングトーク、今回のマドンナ・くみっきーこと、舟山久美子のお洒落な(バスローブ風の)格好を、田中要次が「バス旅って、お風呂じゃない」と、念のため、確認・注意しているところです。

 

 


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 バス旅一行のために、この辺りのバス事情について、携帯電話を駆使し、情報収集をしてくれている、親切なおじさん・・・その会話の内容を聞く限り、どうやら話は脱線中で、今、電話を掛けている本来の目的を、すっかり、忘れてしまったようです。

 

 


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 「実は、羽田さん、大のカレー好きなんです」と、ナレーションのキートン山田が言わなくちゃいけないほど、静かな食事シーンって、一体・・・?

 

 


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  まだ、若いはずのくみっきーが、思わず口にした、「レッツラ・ゴー・ゴー!」というおばさん的な掛け声、男二人に無視された挙げ句、テロップにすら、してもらえませんでした。

 

 


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  テレビ東京の旅番組では、あるあるネタと言っていい、「砂漠で、オアシス見つけた!」と走って向かったら、本日休業(蜃気楼)、出演者、ガックリのパターンです。

 

 


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 地元の和菓子の名店で、名物「いがまんじゅう」を食べる、バス旅一行ですが、くみっきーの「ご飯とデザートを一緒に食べてる感じ」以外、特にこれといった、食レポ・コメントはなし・・・というより、この三人、一応、旅番組に出ているのに、最初から最後まで、食レポで撮れ高を稼ぐ意識なんて、これっぽっちも、なかったようです。

 

 


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  埼玉と群馬の県境で、くみっきーの「ぴょーん」よりも大きな声で、突然、羽田圭介も「ぴょーん!!」をしたものの、そんな彼のことを、田中要次は完全無視、くみっきーは、少し驚いた後、どうしていいか分からず・・・。

 

 


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  群馬と栃木の県境で、再び、くみっきーが「ぴょーん」、羽田も続くかと思いきや、さっきの「ぴょーん!!」の失敗で、すでに心が折れていたのか、無言でテクテク、県境を越えて行きました。

 

 


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 今夜、宿泊する予定の旅館と交渉中、天然発言なのか、スタッフから、指示でもあったのか、それとも、 自身の判断ではあっても、番組のこと、周囲のことを、色々と忖度したうえでの、計算し尽くした発言なのか?

 

 今回の放送における、羽田圭介の、最大の見せ場となったことは、間違いありません。

 

 


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 このワンシーンだけで、彼女の番組貢献度が、レギュラーの田中と羽田を合わせたものより、はるかに上回っていると断言しても、何の問題もないでしょう。

 

 


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  バス旅Zの第一弾を観たという、地元のおばさんとの会話中、田中要次が、前回の視聴率がイマイチだったこと、太川&蛭子の先代コンビと比べて、物足りないと世間から言われていることを、気にしているのか、まさかの「超卑屈発言」です。

 

 ちなみに、羽田圭介の方は、まるで他人ごとのように、ニヤけ続けています。

 

 


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  前回は、スタートからゴールまで着ていた、羽田の宣伝Tシャツ、今回は、水戸黄門の印籠の如く、終盤で披露・・・さすがに、3ヶ月に一作ペースで、新作を出すことは無理なようで、また、「成功者K」のTシャツを着ています。

 

 言論の自由、表現の自由のもと、羽田が、前回、無事、ゴールすることが出来た理由が、このTシャツのお蔭であるかのごとく、くみっきーに対し、主張中です。

 

 


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 まだ、放送を観ていない人には、いわゆるネタバレになってしまいますが、結果の方を発表してもよろしいでしょうか?

 

 この上記画像を見る限り、田中は笑顔、羽田は苦笑、くみっきーは笑顔です。

 

 答えは、何らかの形で、放送を観るか、この画像から、想像してください。

 

 

 それでは、読者の皆さん、さようなら。私のくだらない、結構な長文、お付き合い頂き、本当に、有り難うございました。