詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

わろてんか(第84回~第85回)、栞と志乃の、ちっとも泣けない、母子が和解する話!

 

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 NHK・朝の連続テレビ小説「わろてんか(第84回~第85回)」は、てんが伊能のところへ、「志乃の記憶が戻ったこと」、「彼女が東京へ帰る、と言っていること」を伝えに行くが、伊能は、自分を金で売った母親を、許すことが出来ず、二人を和解させようと考える、てんの説得は実らなかった・・・大事にしていた、息子の臍の緒を、かまどに放る志乃、たまたま、やって来た、キースが、それを拾い、てんと藤吉のところへ、それを持って行く・・・てんが、伊能の臍の緒を持って、彼のところへ行き、「この臍の緒は、地震の時も、志乃が命賭けで守ったもの」、「言いたいこと(わだかまり)があるのなら、会える時に、会って話をするべき」、「もう、東京へ帰る、志乃の、お別れの食事会に、来て欲しい」という話をする・・・てんは、志乃とも、二人で話をし、会話を重ねるうちに、彼女が、手切れ金欲しさに、息子を、伊能家に渡した訳ではないことを確信するが、志乃の、「栞に会うつもりはない」という意思は、頑なで、変わることはなかった・・・歌子の店で、志乃とのお別れ会が行われ、来るかどうか分からなかった、伊能も、てんが置いていった、臍の緒を返すため、遅ればせながらやって来る・・・よそよしい親子を前に、会が盛り上がらない中、幼い隼也が、栞という名前の由来を訊いたことで、「(栞という名前には)自分の人生に迷わないよう、多くの人を、幸せに導けるよう、道しるべ(目印)になって欲しい」という、志乃の願いが込められていたことが分かる・・・この話を切っ掛けに、今度は、伊能が、活動写真を始めた理由は、志乃の活動写真好きにあることを語り、「今の僕があるのは、あなたのお陰です、ありがとうございます」と、お礼を述べると、志乃は、思わず、涙を流す・・・志乃が、大阪を去る日、伊能がやって来て、「小料理屋でも、やればいい」と、志乃に小切手を渡そうとするが、彼女は受け取らない、「もらわなくていい、借りてください」と言われ、彼女は躊躇しながらも、有り難く、受け取ることにする・・・志乃は、てんと藤吉に、感謝の言葉を述べ、キースには「キーちゃんも、ずっと、私の息子だよ」と言い残し、去って行く、二十数年ぶりに和解した、実の息子・栞に見送られながら・・・しばらくして、東京へ、支援物資を運び、現地の芸人を助けていた、風太が帰って来る・・・風太の、東京でのツテ作りが活きた、てんのアイディアによる、復興支援としての「東京落語大会」は、連日の大盛況、この時、生まれた東西の絆が、北村笑店・東京進出の、足掛かりとなっていく・・・という話なのですが、今週は、伊能と志乃の話ばかりで、風太が、東京で活躍しているシーンなんて、全く、なかったのに、いつも通り、土曜日になったら、「北村笑店は、絶好調、東京進出も順調です」みたいなラストに・・・。

 

 筆者も、わろてんかに負けじと、いつも通りのパターンで、これから「わろてんか(第84回~第85回)」の気になるところを、20~30、指摘したいところですが、段々、このやり方に、疲れてきてしまったので、今回は(もしかしたら、今後は)、「あらすじ+短い感想」だけにします。

 

 伊能と志乃の、ベタな(臍の緒が鍵となる)、生き別れた母子の、驚きの再会と、涙の和解・・・伊能の母親に対する感情も、志乃の息子を金で売ってしまった事情も、二人が和解した(誤解がとけた)理由も、脚本の各台詞が、イマイチしっくりこないので、制作側は、泣けるシーンとして、作っていても、視聴者の大半は、よほど、想像力のある人じゃない限り(脳内で、脚本の駄目なところを、削ったり、足したりしない限り)、泣けなかったかと、思います。

 

 そもそも、今週、突然、現れた、キースの東京のお母ちゃんという、記憶喪失のおばあさんが、あの伊能の実の母親で・・・その人が、大阪に来ることになって、(記憶がないから、たった1度、会っただけの関係性の)伊能の会社に、手作り弁当を持って、勝手に押し掛けて来て、これまた、勝手にやって来た、新聞記者と揉み合いになり、床に頭をぶつけ、記憶が戻るという話の後・・・誰が、何をしたって、言ったって、感動する(泣ける)話には、まず、仕上がらないでしょう。

  


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 風太「(被災した師匠たちは)みんな明るいわ、笑ってたら、腹減っていても、つらいことだって、忘れられる、笑いが一番の御馳走やって!」

 

 いつだって、何だって、笑い(笑顔)が、全てを解決することで有名な、わろてんかですが、ついに、笑い(笑顔)が、食糧問題まで、解決することになるのでしょうか?

 

 私的には、風太「師匠たちに、食べ物を届けに行ったら、逆に、こっちが、笑いの御馳走もらって、元気になってる感じやわ!」みたいな台詞の方が、良かったかな、と・・・。