猟奇的殺人事件、妻を殺した男の告白
妻は、氷のように冷たい女
というより、氷の女でした
私が愛すれば愛するほど
妻の身体は、徐々に、溶けていきました
妻は、私に抱かれながら
突然、「もう、触らないで!」
と、大声で拒絶しました
私は、怒りました
おそらく、狂ってもいました
急いで、私は、台所へ行き
アイスピックを携えてから、寝室に戻り
ベッドで横たわる、妻の傍に立ち
何度も、何度も、彼女を
アイスピックで、突き刺しました
もう、妻の身体は、粉々です
取り敢えず
冷凍庫に保存することにしました
毎晩、私は、妻の残骸を使って
ウィスキーを、ロックで飲んでいます
すると、妻の他愛のない
抵抗でしょうか?
私の目から
震えるくらい
冷たい涙が
流れが出して
その雫は
床に落ちると
小さい、氷の、粒になります