詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

一生、留守番しているだけの、退屈な私の生活

 

誕生してから

約一世紀以上

 

何度も、何度も

ノックされ

鍵を捩じ込まれ

ノブを回され

 

バタン、バタンと

開けたり、閉めたり

いいようにされてきた

 

老いたドアが

「もう、嫌になってしまった」

と、ため息をついた

 

そして、自分の半生を

こんな風に、まとめた

 

「ドアとして生きていくのは

 本当に退屈です

 人間がみんな、出掛けて行く中

 私は、いつでも、お留守番