詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

今日の午前中は、母親の通院の付き添いで、車椅子を押していました

 

 昨日、私はこのブログで、病気で寝てばかりいて、足腰の弱った母の通院に付き添ってあげたいが、ほぼ認知症の祖母のことがあるので無理だろう、と書いていましたが、祖母のことは、親戚のおじさん(祖母の息子)が看てくれることになり、急遽、私も病院について行くことになりました。

 

 母は、朝から不機嫌で、家を出る前も、車の中でも、どうでもいい、つまらないことで、私や父に、不平不満を漏らし続けていました。

 

 

 病院に到着してからも、私が車椅子を持って来れば、「それは旧式のやつ・・・」、私が受付けの手続きのために並んでいれば、「後ろの方だから、今日は診察が遅くなる」、トイレに連れて行けば、「やっぱり、出ない」と言い、「私もトイレ」と言えば、「早くして!」と、私を怒らせたいとしか思えないことばかり、言っていました。

 

 更に、病院で看護師さんに言われて、体重計に乗ると、母が想像していたより、3キロも体重が少なく、落胆、そして、また、私に八つ当たりです。

 

「この病院内にあるセブンイレブンでは、抗がん剤治療で髪の毛が抜けた人用の帽子が売っていて、今、私がしている毛糸の帽子じゃ暑いから、それを買って来るように」と、母が私に命じました。

 

 しかし、「どのくらいのサイズで、どういうデザインがいいかは、本人じゃなくちゃわからないから、帰る時、一緒に行こう」と私が断ったら、「今、欲しいのに!」と、母は怒ったまま、その後は無言でした。

 

 それから、大体、四十分くらい経って診察となり、私も母の座っている車椅子を押しながら、担当医のところへ行きました。質疑応答が五分程度行われ、診察は、あっけなく終了しました。

 

 母は、「今の私の体力で、週一通いはキツい」という自分の主張が通り、次の診察が、二週間後となったので、帰りは意外と、機嫌が良かったです。

 

 ただ、薬局の駐車場で、薬を取りに行った父を、二人で待っていた時、私が「自販機で缶コーヒーを買うつもりなんだけど、何か飲む?」と訊いたら、「いらない」と言ったのに、私が約80メートル先の自販機で、缶コーヒーを買って来て、車内で飲んでいたら、「やっぱり、炭酸飲料が飲みたい。出来れば、オロナミンC」と、母が言い出しました。

 

 仕方がないので、私は、急いで買って来ました。オロナミンCを求め、駐車場から約120メートル離れた、自販機まで走って・・・。

 

 

 帰り道、母は「何か果物なら、食べられると思う」と言い、個人商店のスーパーで、リンゴとミカンを買いました。

 

 私もそこで、青リンゴとユズの缶チューハイを買ってもらいました。あと、とんでもない量のご飯に、たっぷりとタルタルソースのかかった、チキンカツ弁当を。

 

 母はまだ、息子の私が、年相応のオジサンで、そんなボリュームのある弁当を完食出来る生き物ではないという事実に、気付いていないのかも知れません。