詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

やすらぎの郷~テレビ批判をしたい人たちの神輿ドラマ~

 

 テレビ朝日「やすらぎの郷」の評判が良く、視聴率的にも、各メディア・批評家からも、支持されているようです。

 
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 ただ、このドラマ、本当に、その内容が、ウケていると言えるのでしょうか?そして、シルバータイムドラマという局の戦略通り、老人にウケていると言えるのでしょうか?

 

 実際は、一部のインテリたちにウケているだけなのではないでしょうか?

 

 特に、とにかく、テレビ批判をしたくて仕方ない(理由はよく分かりませんが)、テレビ以外に携わっているメディア関係者たちから、支持されているだけなのではないでしょうか?

 

 この人たちにとって、ドラマの内容なんて、本当はどうでもよくて(インテリらしいコジツケをして誉めて)、倉本聰を神輿に担ぎ、テレビ批判を展開し、ここぞとばかりに「祭りだ、ワッショイ!」と、はしゃいでいるテレビ以外のメディア関係者たち・・・これが、「倉本聰・やすらぎの郷、ベタ誉め状況」の正体のような気がします。

 

 インテリは総じて、倉本聰が好き、そして、テレビが嫌いなのです。

 

 そういう訳で、テレビ以外の各メディアに携わるインテリたちが、このドラマの面白さが分からないヤツは、インテリにあらず、みたいな論評を(やんわり)するので、インテリ願望のある人たち(意外と若者)が、本当はつまらないと思っているのに、何となく、同調してしまっている感じがします。

 

 このドラマの「何となく支持」の人たちは、所詮、一時的に、誰かの影響を受けているだけですから、やがて、離れていくことでしょう。

 

 つまり、視聴率は、今より低下するでしょう。そうなると、今、「倉本聰は凄い!」とやっているインテリたちは、「やっぱり、倉本聰の時代じゃない!」と、神輿を放り投げ、次の神輿を探しに行くのでしょう。

 

「テレビは、つまらなくなった!コンプライアンスに囚われ過ぎている!」と、自分たちが、お祭り騒ぎする切っ掛けをくれる、誰かを・・・。

 

 

 

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