朝ドラ「ひよっこ」第十六話、奥茨城村聖火リレーのテレビ放送、傑作でした!
NHK・朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の第十六話、奥茨城村聖火リレーのテレビ放送の話、二度、三度、見返したくなる、傑作だったと思います。
六十年代の白黒ニュース映像には、真面目に失礼なナレーションが入ることが少なくないことに着目し、パロディー化した、創り手の遊び心が溢れる、とにかく、笑いの絶えない回でした。
前回の放送が、同じ聖火リレーを扱っていながら、「泣ける、感動を誘うもの」だっただけに、その対比を作ったことも、巧い手法だったと思います。
前回の放送に対して、「日本テレビの二十四時間マラソンに似ている。本当に走る意味ある?感動の押し売りじゃない?」といった感じの批判をしていた人たちにも、さすがに今回の放送は、気に入ってもらえたのではないでしょうか?
それでは、今回の「奥茨城村聖火リレーのテレビ放送」の内容を、ダイジェストでどうぞ。
人里離れた小さな村でも聖火リレー~茨城県奥茨城村~
「オリンピック人気に便乗するがごとく、あやかろうと・・・」
「いかにも農家の三男坊という顔をしています」
「孫を応援する、おばあちゃん(言うまでもなく、実際は母親)」
「村の重鎮も見守っています」
茂「ながなが、わがってんでねえか」
「おや、めんこいねー」
ちよ子「わがってんねー、ながなが」
「村一番の美人さん、春には夢を追って、東京へ旅立ちます。全国から、おらが村の美人が集結する東京で、夢の翼が折られないことを祈ろうではありませんか?」
「それにしても、戦後生まれの女性のスタイルの向上には、目を見張るものがあります。どうか、翼が折られないことを祈るばかり・・・」
「お二人によると、これでも昔は、この辺りで1、2を争う美人であったとか・・・田舎と言えど、侮れません」
「東京にいる、お父ちゃん、見てますか?みね子は元気です。お仕事頑張ってください。お正月には帰って来てください。待ってます」
「まるで、金メダルでも取ったかのような、奥茨城村の、秋の一日でした」
唯一、今回のテレビ放送に、殆ど映らなかった、影の薄い人・・・。