詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

母を胃癌で亡くしてからの、今の私の生活について


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 以前、このブログでも記事にしましたが、今年の4月11日、私は、母を胃癌で亡くしました。

 

 やや遅めですが、一週間後に葬儀を終え、ついこの間、四十九日法要を終え、先祖の墓に、母の遺骨を納め、一応、母の死に、ひと区切りがつきました。

 

 とはいえ、私自身は「母が元気な時に、もっと、親孝行らしいことをしてやりたかった」と、申し訳ない気持ちでいっぱいで、おそらく、この後悔は、一生、ついて回るに違いありません。

 

 上記画像のグミの樹は、母がまだ、癌の宣告を受ける、何年か前、私と母で一緒にホームセンターへ行った時、果樹の苗木売り場にあった、グミの苗木を見た母が、「子供の頃、グミが好きで、よく食べていた」と言ったので、「じゃあ、これを買って、庭に植えよう」と私が促し、母のお金で購入し、私が穴を掘り、庭に植えたものです。

 

 毎年、多い時でも、30個くらいしか、実がならないので、母はいつも、食べ足りない感じでしたが、母が亡くなった今年は、皮肉なことに、ざっと100個以上の実がつきました。

 

 もちろん、仏壇には、すでに二度、お供えしています。きっと、母も喜んでいる?いや、もし、母が生きていたら、「遅いよ!」と、怒っていると思います。

 

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 で、今の私の生活ですが、今年に入ってから、ずっと無職です。相変わらず、九十六歳・認知症の祖母の面倒を看ています。

 

 父が、年内で今の仕事を辞め、隠居するまで、このまま私が、祖母の介護をすることになりました。

 

 食事だ、お茶だ、薬だと、祖母に出すだけで、あとは多少、主婦的な雑務をするだけで、労働内容的には、楽ですが、決まった金銭的報酬がある訳ではないですし、病気の母が、家にいた時以上に、自宅でひきこもり状態にならざるえず、精神的には、決して、楽なものではないです。

 

 祖母のボケの進行も、どんどん、エスカレートして、孫の私でも「もう、こんなババア、相手したくない!」というレベルに、到達しつつありますし・・・。

 

 ま、そのあたりの話は、また、別の機会に、このブログで書くつもりです。

 

 それでは、読者の皆さん、次の「日常の話」の時まで、さようなら。そして、お忙しい中、私のツマラナイ生活の話にお付き合い頂き、本当に、有り難うございました。