詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

出川哲朗の充電旅、草津温泉から上田城へ(後編)「土方Dのグダグダ・エンディングは、必見SP!」


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 テレビ東京「出川哲朗の充電させてもらえませんか? 群馬県(草津温泉・渋温泉)から、長野県(善光寺・上田城)への旅」後編の、ダイジェスト記事です。

 

 


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 オープニングの小布施温泉では、出川哲朗が、この施設の(高い場所にある)露天風呂から、絶景を眺める行為が、自分たちの裸を世間にさらす行為と一緒であることに、さんざん、裸をさらした後、遅ればせながら、気付くことになります。

 

 また、メイン・キャストの出川哲朗と、ゲストのますおか・岡田を差し置いて、堂々と真ん中に居座る、いちスタッフに過ぎない土方Dを・・・おそらく、彼より、かなり年下のカメラマンが、静かに注意します。

 

 

 

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 長野駅へと向かう充電旅一行、旅の経験値の高い出川哲朗が、土方Dに「長野駅って、メチャクチャ、栄えてますから。海外のブランド品の店も、たくさん並んでいて、オレ、東京かよ、と思ったんだから!」と、興奮気味に語り始めるのですが・・・何故か、通りすがりの、地元の人からの情報と、全く、噛み合いません。

 

 それもそのはず、出川哲朗、理由は分かりませんが、長野駅と金沢駅を、見事に、混同していたのです。

 

 

 

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  無事、善光寺に到着し、地域住民とのふれあいイメージのなさには定評がある、ゲストのおぎやはぎ・小木が、三重県津市からやって来た、オバサン観光客たちを、テキトーにあしらった後、確信犯的に(野沢菜が嫌いなくせに)、敢えて、オーソドックスなおやきを注文し、小さな笑いを取りにいきます。

 

 ちなみに、出川哲朗の方は、いい歳をして、おやきの存在すら、知りませんでした。そんな彼が注文した、ナスおやきの感想は「肉まん・・・中身がナスの」という、長野名物・おやき以上に、素朴なものでした。

 

 


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 かわいい赤ん坊を抱いた、若いカップルと会話を交わした後、小木が「もっと早く、結婚しときゃ良かったとか、思いません?」 と出川に、やや唐突な質問をすると、今や、日本一のリアクション王の地位を、不動のものにしつつある彼が、まさかの、ほぼノー・リアクション・・・出川哲朗に、夫婦(夫人)の話を聞くのは、タブーという噂、満更、間違いではないようです。

  

 


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 とろろ料理が有名な、地元の高級そうな店で、メニューを開いた時の、出川哲朗の第一声が「安い!」だったのですが、決して、安くはないような・・・さすが、視聴率で、タモリ討伐の前に、ナイナイ討伐を果たし、勢いに乗る男は、金銭感覚も違います。

 

 


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  夏キャンプの予行練習をしていた、小学生たちと一緒に、火熾しをしたり、料理をしたり、ハヤシライスを食べたりした後、みんなにサインを書いてあげた、出川哲朗と、おぎやはぎ・小木です。

 

 充電旅一行の去り際、土手の上を並走する子供たちに、「ありがとなー!立派になれよ、お前たち・・・立派になれよー!」と、叫ぶ出川哲朗の、アラフィフとは思えない、貧困なボキャブラリーが・・・逆に、感動を増幅させます。

 

 


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  体重の重い、出川と土方Dのバイクが、バッテリー切れ、充電先を探しに向かった小木が、住宅だらけの(充電先だらけの)場所であるにも関わらず、何故か、選びに選んで(前へ前へ進んで)、バイクを押して歩く、出川と土方Dの体力を、無駄に消耗させます。

 

 ちなみに、小木が一人になった時にかかったBGMは、彼の義理の母・森山良子の名曲「さとうきび畑」でした。相変わらず、この番組のBGMのチョイスは、「可もなく不可もなく」か、ダジャレが多い気がします。

 

 


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  偶然、旅館の息子と記念撮影をした出川と小木、その縁で、そこの宿の温泉に入ることに・・・そして、突然「テレビの撮影で、出川哲朗さん、おぎやはぎ・小木さんが・・・」という館内放送が流れ、「客寄せパンダ扱い?」と戸惑う二人でしたが、実際は、宿泊中の他のお客さんに対する配慮のための、良識ある放送でした。

 

 


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 ゴールの上田城まで、もう少しといった状況で、珍しく出てしまった、出川の弱気発言に対し、小木が「一度、甘えてしまったら、これから、どんどん、ダメになっていきますよ。視聴者は、温泉入って、ゆっくりした後でも、また、バイクに乗る、出川さんの頑張りが見たいんですから」 と、らしからぬ、まともな忠告をします。

 

 それを聞いた出川は、小木の前向き発言に感化され、「いかん、いかん、あぶない、あぶない」と、ロケ続行を決意するのですが・・・。

 

 


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 充電旅一行が、温泉の宿を出ると、「オレ、ここで終わりなんで・・・」と小木が、上田城を目前にし、絶好のタイミングで、東京へ帰ることを告白します。

 

 小木に対し、色々と文句を並べる、出川哲朗でしたが・・・最終的には、わずか放送時間2~3分の録れ高を求め、土方Dと共に、ゴールの上田城へと、バイクで走り出すのでした。

 

 

 

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  この旅の途中から、徐々に、声が枯れてしまうという、原因不明の体調不良に襲われた、メイン・キャストを助けるべく、急に積極性が増した、優しい土方Dを、「タレントの前に、ディレクターが、ずかずかずかずか・・・絶対に、やっちゃいけないことです」と、その気も知らずに苦言を呈す、出川哲朗です。

 

 

 

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 ゴールの上田城に到着する前から、声が出なくなってしまった、出川を気遣い、「喋らなくてもいいです。エンディングの喋り、ボク、一人でいきますか?」と格好良いことを言っていた、土方Dでしたが・・・。

 

 いざ、その時が来ると、「じゃ、代わりに私が・・・無事、ここまで辿り着きました・・・ホント、お疲れ様でした・・・色々な人に、また、お世話になりまして・・・どうっすか?」と、無様としか言いようがない、土方Dのまとめに、出川哲朗が、「グダグダ!」と、呆れ返ったところで・・・この記事も終了です。

  

 読者の皆さん、私のくだらない、結構な長文、お付き合い頂き、本当に、有り難うございました。