詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

日本テレビ「もみ消して冬」の、最終回を観た感想です!


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 日本テレビ「もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~」の、最終回を観た感想です。


 全10話かけて、主要キャラ全員に、メインとなるエピソードを作るだけではなく、執事2人や、クリーニング屋、主人公・秀作の同僚の2人など、準主要キャラにも、たくさん、見せ場を与えながら、その回限りのゲストも、きちんと活躍(役割が明瞭)・・・更に、このドラマは、1度使ったエピソードを、次に生かそうとする姿勢が強く、そのことが、ストーリーに繋がりを持たせるだけではなく、キャラの関係性の浸透や、ギャグの(良い意味での)パターン化を生み出すことにも成功・・・最終回でも、カレー屋、クリーニング屋、SITなど、たとえ、初めは、特に深い意味などなく、設定したものであっても、全てを、きれいに回収・・・このドラマの脚本家は、「本当に、コメディに向いているのかどうか?」と疑いたくなるほどの、「生真面目さ(かつ論理性と倫理性)」が、作品の随所に見られ、好感は持てますが、逆に、筆者が第1話を観て、期待した、「ハチャメチャ・コメディ」としての、爆発力には乏しい、物足りない仕上がりに・・・この「もみ消して冬」は、色々な人が、最近のドラマ批評で、よく使う、便利な言葉、「惜しい!」作品の、典型のように思えます。


 あくまで、筆者の意見ですが、主人公・秀作のモノローグ(多用する割には、さほど面白くないケースが、少なくない)と、各キャラの会話のやり取りが、結構、理屈っぽいことも、このドラマが、コメディ作品としての爆発力を失う、原因だったかと・・・。


 笑いのポイントも、手数としては、少なくないですが、時折、長打も出ますが、「ファールか、ヒットか、判定の難しい打球」も多く・・・正直、筆者の目では、ファールが多かった印象です。


 また、作風として、ブラックかつ、シニカルなユーモアが、散見される割には、ウェットなエピソードも(泣くまではいかないとしても)、少なくなく、「ドライな、完全コメディ」に徹し切れない、その点を、長所として、評価しない視聴者も、いたかも知れません。



 おわりに、第9話~最終話の「(秀作と邦夫)取り違え事件」について、話しますが・・・結局、「秀作は、北沢家に戻るものの、泰蔵たちと、血の繋がりはない」という、「ドラマとして、ありそうでない結果」となりましたが、秀作も邦夫も、両方、泰蔵の子供だった(邦夫の母親は、泰蔵の浮気相手だった)方が、もっと、ハチャメチャ感が出て、個人的には、面白かった気がしますが、いかがでしょう?



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