詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

「半分、青い。」の第3回を観た感想は、あさイチ・博多華丸の「朝ドラ受け」が、しょうもない!


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の、第3回を観た感想です。


 内容的には、第1回~第2回の、晴が、難産の末、この物語のヒロインを産んだ、直後の話で・・・同日出産だった和子に、自分が、分娩台を独占してしまったことを、申し分けなく思った、晴が、義母から贈られたオムツをお裾わけに行った時、知ってしまった、萩尾家の、田舎らしからぬ「律」という命名に、彼女は、強い衝撃を受ける・・・そして、産まれて来たヒロインの命名を巡って、これまで、自分の子供(3人)の名前さえ、付けたことのない、仙吉が意欲を燃やしたり(候補1・美代子、候補2・つくし)、宇太郎に、かつて、好きだったが、フラれた女の名前(久美子)を、自分の子供に付けたい、隠れた願望があったり・・・でも、結局、晴が、病院の窓から、電線にとまる雀を見て、「鈴愛」と名付けることに・・・。


 朝ドラ名物(?)、主題歌の前に、前回のあらすじが入りますが、ナレーションが、鈴愛ではなく、律となっており、同じ話であっても、別視点にすることで、観る側を飽きさせない、工夫が感じられますが、あらすじを、いちいち入れること自体、好みじゃない人(鬱陶しいと思う人)にとっては、別に、どうでもいいことなのかも知れません。


 楡野家と萩尾家に、貧富の差がある設定にしたのは、「コメディのやりやすさ」を考えれば、セオリー通り・・・早速、「和子は、仕事の合間、時間があればピアノ、晴は、時間があれば、昼寝」という対比の、笑いのジャブが繰り出されます。


 子供の名前どころか、犬の名前さえ付けたことのない、仙吉が、孫の名前は「鈴愛」と聞いた時、どんな反応をしたのか、そういうシーンがないまま、かなり、大胆な時間経過がありましたが(鈴愛は、一気に、小学校3年生)・・・ただ、ひとつ言えることは、仙吉が「まだ、子供などに、名前を付けたことがない」という、このエピソードは、後で、必ず、活用されるということだけでしょう。


 鈴愛の子供の名前を決める時とか、彼女は、漫画家を目指すそうだから、そのペンネームとか・・・。


(追記 早くも、次の回で、楡野食堂の名前が『つくし食堂』に!)


 あくまで、筆者が、このドラマを第3回まで観た、印象に過ぎませんが・・・お笑いの話(少なくとも、寄席や芸人の話)をしていたはずの、前作「わろてんか」より、「半分、青い。」の方が、ずっと、コメディとして、成功していると思います。


 ただし、特に、斬新な笑いや、爆発的な笑いが、ある訳ではないので・・・より正確に言えば、「コメディ・タッチな作品として、成功している」と言うべきなのかも知れませんが・・・。



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〈あさイチ・本日の朝ドラ受け〉
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 博多大吉「(ヒロインの)名前が決まりましたね」

 博多華丸「あのままでは、『花より男子』になっているところです」

 大吉「花より男子、つくしちゃん、いろんなドラマ、観てますね・・・さて、ドラマもいいですけど、昨日の夜、この番組・前任者の有働アナが、NHKを辞められるという、ニュースが・・・」

 華丸「スズメ同様・・・巣立って行った訳です」

 大吉「上手いこと言ったようで・・・ちっとも、上手くないんですけど!」