詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

「半分、青い。」の第5回を観た感想は、完全なるコメディ要員「ブッチャー(西園寺)家」が、面白い!


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の、第5回を観ました。


 そのあらすじは、1年前に、妻・廉子を亡くした、仙吉のために、三途の川を挟んで、会話が出来る、糸電話を作ろうと思う、鈴愛と、それに「本気?」と答えながらも、協力する律・・・そこへ、不動産屋の息子・金ヅルのブッチャー、洋服店の娘・ナオちゃんも加わり、手始めの、幅が百メートルある、川での実験は、成功するものの、鈴愛が、飛んで来た虫を嫌がり、動き回ったせいで、向こう岸にいた律が、糸で引っ張られ、川に落ちてしまう・・・というものです。



 このあらすじでは、触れていませんが、明らかな、コメディ要員として、ブッチャーの母・姉・犬が登場・・・ステレオタイプな、漫画的田舎成金キャラではあるものの、分かりやすくて、かなり、笑えます。


 余談ですが、スピンオフをやる時は、「ブッチャー(西園寺)家の華麗なる日々と、その転落(バブル崩壊)」の方を、ぜひ、お願いしたいです。



 それでは、第5回の感想ですが、律が、意外とワルだったり、ブッチャーが、意外と無垢だったり、鈴愛(子役)の「ブッチャー、金ヅル・・・ブッチャー、金ヅルか!」の言い回しが面白かったり、今のマセた子供とは違う、昭和のマセた子供の感じが出ていて、正直、朝ドラの幼少期が好きではない、筆者でも、充分、楽しめています。


 おそらく、このドラマの、ヒロインの幼少期は、ストーリーどうこうと言うより、「鈴愛と律の(あるいは、商店街の子供たちの)、神話的世界」であり(物語を動かすのではなく、未来を象徴させるものであり)、実際的・本格的なストーリー展開は、子役が大人に、交代してからになると思われます(話の進展が、やや遅いのが気になるという指摘が、チラホラ、あるようなので)。



 最後になりますが、このドラマで、度々、出てくる、「やってまった!」と、「ふぎょぎょ!」という、岐阜の方言(?)は、たとえ、「半分、青い。」の視聴率が、30%あったとしても、絶対に、流行らないと思います。

 特に「ふぎょぎょ!」の方は、出来ることなら、なかったことにした方が、いいくらいで・・・。


 
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