詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

「半分、青い。」の第7回を観た感想は、和子(原田知世)のゴアのモノマネ、あさイチでも披露しそう?


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」の、第7回を観ました。


 そのあらすじは、ついさっき、「昨日、鈴愛が糸電話をしていた時、律が川に落ちた話」を聞いたばかりの晴が、早朝、訪ねて来た彼の母・和子と、喫茶店で話をすることになる・・・晴は、和子に、苦情を訴えられる覚悟で、話を聞いていたが、実際に、彼女から語られた話は、友達の出来にくい律にとって、例外的な、夢を打ち明けられるような友達となった、鈴愛への感謝だった・・・ある日、学校の教室で(みんなの前で)、律が、テストの回答を、わざと間違えたことから、先生の厳しい注意を受けた時、見ていられなくなった鈴愛が、彼の気持ちを必死に代弁するものの、「いやあ、ちょっと違うんだけど、大体は・・・」と、素直になれない(あるいは、正直過ぎる)律に、「人が勇気を出して、かばってやったのに!」と、鈴愛は怒り出し、教室全体を巻き込み、騒然となる・・・鈴愛とナオが、2人で、焼却炉にゴミを入れていた時、ブッチャーと、その仲間たちがやって来て、鈴愛の名前をからかったので、鈴愛は、ブッチャー目掛けて、ゴミ箱を放り投げると、彼を助けようとした、律の頭(顔?)に、それが当たってしまう・・・和子・律・鈴愛・ブッチャー・ナオの5人で岡田医院へ、律の診察中、待ち合い室で、ブッチャーが「オレは、アイツしか、友達がおらん!アイツしか、好きやない!(他の仲間は)父ちゃんの言う、お金(スーパー・カー)で繋がった関係や!」と、泣きながら、意外な告白をする中、律の怪我は、大事に至ることはなく、彼は、笑顔で、診察室から出て来るのだった・・・鈴愛と律だけの帰り道、晴に叱られるのはいいけど、お母さんの付けた名前を、みんなにからかわれたことは、知られたくない鈴愛の話、そこから、律「鈴愛という名前は、センス良い」、鈴愛「律の名前を聞いて、お母さんが、負けたくなくて、名付けた」と話が弾む中、鈴愛が川を渡ろうと、飛び石にジャンプした時、彼女の身体に、異変が起きる・・・というものです。



 それでは、「半分、青い。」の第7回の感想ですが、まず、先週の終りに、「晴VS和子」の対決を煽った割には、その話の内容は、大したものではなく、まるで、前作「わろてんか」を思い起こさせる、いやらしい視聴率戦術・・・今作は、前作と違って、こういうことをしないドラマだと、勝手ながら、筆者は、思い込んでいたので、当然、マイナス印象でしかありません。


 先生が、テストのことで、律を厳しく注意するシーンも、昭和感(時代感)を出したというより、あの先生自身が、やや、エキセントリックな人物に見えるばかりで、この回の、重要な見せ場のひとつでありながら、仕上がりは、イマイチだったかと思います(国語のテストあるあるを使って、律の屈折した性格と、それをフォローする鈴愛を描ければ、それで良かったんでしょうけど)。


 逆に、ブッチャーが、スーパー・カー消ゴムを配って、仲間作りをしたり、生徒(鈴愛&ナオ)が、焼却炉にゴミを入れたり、男子が女子を替え歌でからかって、ゴミ箱を投げられ、反撃されたり、それが人に当たって、関係者が反省したり・・・ノスタルジックな、悪くないシーンと思えましたが、この時代、一斗缶が、どこかに当たったくらいで(さしたる、外傷もないのに)、病院へ行くとは思えない(せいぜい、保健室行き)とも、思ってしまいました。


 岡田医院の先生も、和子も登場しない、子供たちだけの世界(シーン)にした方が、良かったかと(ブッチャーや和子の、律への思いを表すシーンなんて、後で、どうにでもなったでしょうし)・・・。 


 あと、重箱の隅をつつくような話で、恐縮ですが、ブッチャーが、スーパー・カー消ゴムを、誰かにあげた時、「レアものや!」と驚いていましたが、この当時の子供が、「レアもの」なんて、言葉を使う訳はなく・・・さすがに、これは、「マグマ大使論争」の時のような、カウンター・パンチは、用意されていない(単純なミス)でしょう。


 また、「レアもの」少年の後に、スーパー・カー消ゴムを受け取った少年の、「有り難き幸せ!」という台詞には、「小学生の癖に、こういうことを言うヤツいたな」と、思わず、笑ってしまいましたけど・・・。



 最後に、どうでもいい話をしますが、和子(原田知世)の、ゴアのモノマネは、好評だったようなので、今後、彼女が、「あさイチ」に出演した時は、「必ず、やらされることになる(そして、思いのほか、ウケない。特に、近江アナの反応が薄い)」と、予言して置きます。




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(本ページの情報は、18年4月時点のものです。最新の配信状況は「U-NEXTサイト」にて、ご確認ください)