詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

第15回「半分、青い。」は、弓道美少女に、ひと目惚れする律、大人も子供も集まる、喫茶・ともしび!


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」、第15回のあらすじ&感想です。


 ナオの弓道の引退試合のあと、律とブッチャーが、バドミントンで遊んでいると、シャトルが、木の枝に、引っ掛かってしまう・・・そこへ、弓道の試合が終わり、帰ろうとしていた、他校の選手・清が現れ、弓の先を使って、静かに、シャトルを落としてくれる・・・律は、彼女に、お礼を言い、更に名前を訊くと、先に名乗るように言われたので、「萩尾律です。旋律の律と書いて、律」、「私は伊藤清、サヤは、さんずいの清いと書いて、サヤと読みます」と、お互いの名前を教え合う・・・喫茶・ともしびで、お好み焼きを食べながら、これまで、彼女などいなかった、律の恋の話で盛り上がる、鈴愛・マナ・ブッチャーの3人だったが、当の律は、「ここで、こうやって、みんなの話題にするのやめて・・・聞こえるし」と、鈴愛たちを注意したにも関わらず、律の恋の話は、場所が、彼の部屋へと移っても、続くのだった・・・夜、喫茶・ともしびに、宇太郎や弥一など、商店街の男たち4人が、おでんを食べながら、例の「岐阜・サンバランド」の話をしていると、青山セントラルリゾート開発の、女子社員が現れ、「岐阜・サンバランドは、私の夢なんです。初めて通った、私の企画なんです!」という話を聞き、宇太郎たちは、「初めて?」と不安になっていく・・・鈴愛の自宅、彼女は、律に贈るため、彼が、ひと目惚れした、運命の相手かも知れない、清のことを、絵に描いていた時、何やら、ほんの少し、心がチクッとしたが、それが、何故かは分からなかった・・・という、あらすじです。



 それでは、ここからは、第15回「半分、青い。」の、筆者の感想です。


 清が、落ちて来たシャトルを、両手で拾った時、「何か、鳥が、小さな白い雛鳥が、手の中にいるみたいに思えた」と語る律、この回の終わりの「きっと、神様でも分からない、つかまえられない、人の心は、流れゆく雲です」と語るナレーション・・・このような(詩的表現を織りまぜる)、このドラマの脚本家の、北川悦吏子氏の、強いクセ(個性)は、好きな人と、嫌いな人と、どちらが多いのでしょう?


 筆者は、どちらかと言えば、苦手な方ですが、宇太郎を始め、商店街のおじさんたちが、コメディ要員として、頑張っていたので、「♪ウォーリー、ウォーリー」と歌い出す、青春を謳歌する若者たちも、なきゃないで良さそうな、北川氏の詩的表現も、程良く緩和され、総じて考えれば、バランスが取れていたと思います。


 あの頃、本当に流行っていたのかどうか、未だに、誰も分からないにも関わらず、その割には、みんな知ってる、謎の名曲「ランバダ」のくだり・・・率直に、面白かったです。


 また、律の父親だし、谷原章介だし、もっと、意味ありげなキャラかと思っていたら、意外と、普通のおじさんだった、弥一・・・鈴愛に、「とんび呼ばわり」されてしまった理由も、今回で分かった気がします。


 岐阜・サンバランドは、リゾート開発の話ということで、そろそろ、不動産屋のブッチャー・ファミリーが、総登場する予感・・・大人になった、ブッチャーの姉を、誰が演じるのか、筆者が今、最も気になるところです。


 最後に、青山セントラルリゾート開発の、30歳の女子社員、「私より年下の正社員の男子は・・・」と言ってましたが、「バブルの絶頂期なのに、リゾート開発会社で、正社員じゃない?そして、岐阜・サンバランドは、地域を揺るがす、結構な、大プロジェクトなのに、非正規社員の企画が通った?通っても、非正規社員のまま?」なんて、おかしいと思いますが、このドラマ(北川氏)のことですから、きっと、視聴者に「こういうことか」と納得させる、カウンター・パンチが、用意されているに違いない・・・?



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〈あさイチ・本日の朝ドラ受け〉
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 博多華丸「都合良く、シャトルが、引っ掛かったものですね」

 博多大吉「まあまあ、ああいう偶然は、(ドラマには)必要です」

 華丸「ラブストーリーは、突然に!」

 大吉「観ていて、懐かしいところも」

 華丸「アナタ、男女共学だから(華丸は、男子校)」

 近江アナ「私、女子校です」

 華丸「友達から、『♪ウォーリー、ウォーリー』と言われてたんですか?」

 大吉「そんな思い出は、ないです」

 華丸・近江アナ「羨ましい!」



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(本ページの情報は、18年4月時点のものです。最新の配信状況は「U-NEXTサイト」にて、ご確認ください)