詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

第18回「半分、青い。」は、鈴愛と小林の明治村デートに、律の心、ここにあらず!


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」、第18回のあらすじ&感想です。



 学校の教室で、先生から、今月2度目の遅刻を咎められる、鈴愛だったが、2度の遅刻の原因、西高の新聞部(小林)のことを思い出し、「あの人、悪くないのかも知れない」と、ニヤけ顔になり、先生から、更に、怒られる・・・放課後、鈴愛が「こんなカワイイ人、見たことない。あなたのような素敵な人、会ったことない。まるで、どこかの国のお姫様!」と小林に言われた、と自慢げに語るが、「それは言ってないやろ」と、即座に、律に見破られてしまう・・・喫茶ともしびで、鈴愛が、律に、来週の小林とのデートの相談をすると、「あまり、喋るな」、「かわいい、相槌を打て」、「ラーメンの替え玉はするな」と、忠告を受けるが、鈴愛は「ええっ!ラーメンの替え玉がいかんのか?それなら、もう、恋なんか、せん方がええ!」と、ショックを受ける・・・恋の話なんか、これまでなかった、まして、デートするなんて想像もしていなかった、あの鈴愛が、明日は西高の男子生徒と、明治村へ行くと知り、晴を始め、ざわつき出す、楡野家だったが、最終的には、男たち(仙吉・宇太郎・草太)のモテ自慢が、何より盛り上がるのだった・・・デートの日、明治村の中で、小林を待つ鈴愛、「楡野さーん、楡野鈴愛さーん!」という、小林の大きな声が、辺りに鳴り響き、ついに、彼女の人生初デートの幕が、切って落とされる・・・一方、何故か、「心ここにあらず」といった状態の律、鳥の鳴き声を、いつもの鈴愛の笛と聞き間違い、窓を開けるが、当然、そこに、彼女はいなかった・・・という、あらすじです。



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 それでは、ここからは、第18回「半分、青い。」の、筆者の感想です。



 第3週「恋したい!」は、前半に、律の恋を描き、後半には、鈴愛の恋を描く、草太も、ナオも、ブッチャーも、みんな、2人が特別な関係であることは分かっている、そして、鈴愛が律のために、弓道美少女の絵を描いた時は、心がチクッとし、律は、鈴愛のデートの相談に乗ったにも関わらず、彼女のデート当日になると、心ここにあらず・・・普通に考えて、「もう、鈴愛と律、付き合ったらいいんじゃない?」と思えなくもないですが、朝ドラですから(ざっと150回以上ありますから)、そうはいかない(紆余曲折ある)ようです。



 ちょっと、個人的な話になりますが、筆者にとって、鈴愛と律の会話より、鈴愛と小林の会話の方が、リアリティーがあるように思えるのは、おそらく、私が、律寄りの人間ではなく、小林寄りの人間だという証明でしょうか?ま、どうでもいいことですけど・・・。


 小林役の俳優(森優作)は、佐藤健同様、「本当は、高校の制服を着るような歳ではない」そうなので、もしかしたら、大人になって、再登場することを踏まえて、キャスティングされたのかも知れません。例えば、将来、彼が新聞記者になって、鈴愛に限らず、誰かが有名になった時、取材に来るとか・・・。



 ナレーション(廉子)が、「(楡野家の男たちの、モテ自慢を聞き)そりゃ、私だって、若い頃は・・・もう、他界した身で、若い頃も何もないですが・・・」と、連日(前回は、星野源ネタ)、笑いを取りにきてますが、どうなんでしょう?


 前作「わろてんか」のナレーションよりは、確実に、面白いのかも知れませんが、だからといって、程々にして欲しいものです(ナレーションが、過度に活躍するドラマには、なって欲しくないものです)。


 
 最後になりますが、デート当日の鈴愛が、家を出る時、「お土産、買って来るでな」と、晴に言ったのは、地味に面白かった・・・こういう(キャラに合った、キャラが分かる)台詞やシーンを、どれだけ、積み重ねることが出来るか?それによって、このドラマが(特に、コメディーとして)、面白くなるかどうか、決まってくるような気がします。



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