詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

第22回「半分、青い。」の感想は、間違いなく、好き嫌いが分かれる作風、しかし、とんでもない失策はないかと・・・?


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い。」、第22回のあらすじ&感想です。



 律に漫画を描くことを勧められ、秋風羽織の作品を参考にしながら、早速、スケッチブックに、鉛筆で、絵を描き出す鈴愛・・・ある時、和子が、律の部屋を掃除していた時、机の上にあった、東大の合否判定(Eばかり)を見てしまった、彼女は、「あの子はエジソン、私は天才を生んだと思っていたのに・・・それが、東大ごときで」と、ショックを受ける・・・喫茶ともしびで、律が、何気なく引いた、球形の自販機・おみくじの結果は、「大凶」で、ただでさえ、受験勉強が上手くいっていない、彼のテンションが、更に低下したところに、ブッチャーがやって来る・・・律が、志望校を東大から、京大に変えることを聞いた、ブッチャーは、「一番、大事なことは、律といること。大学より、友達や!」と、自分も、京都の大学に進学することを決める・・・今夜も自作の漫画を描くことに夢中の鈴愛、一方、晴と宇太郎の寝室では、仙吉の口利きによるものとはいえ、鈴愛の就職が内定して良かったと、ひと安心したものの、左耳を失聴している鈴愛の将来を思うと、晴は、心配で堪らなくなるが、楽天家の宇太郎の話を聞いていると、その心配も和らぐ・・・ついに、鈴愛の漫画が完成した、その時、まだ、早朝だったが、記念すべき、読者第1号になってもらうべく、彼女は、律の家へ行き、庭で例の笛を吹いた・・・しばらくして、2階の窓が開いた、しかし、遅くまで、受験勉強をしていた律は、眠気に勝てず、そのまま、座り込み、何やら、鈴愛が外で騒いではいるものの、夢うつつの状態で、「これから、自分が京都へ行ってしまえば、もう、こうして、笛で呼び出されることもないと思い、スッキリするような、少し寂しいような・・・」、そんな複雑な心境になるのだった・・・という、あらすじです。



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 それでは、ここからは、第22回「半分、青い。」の、筆者の感想です。



 一部、ネット上で、「律は、東大がE判定なのに、どうして京大なら入れると思っているのか、認識が甘いのではないか」みたいな批判が、盛り上がっているようですが・・・筆者が「半分、青い。」の記事を書く時、人名を忘れたりしたら見ている、あるテレビガイド誌の(結構、前の)、人物相関図に、律「クールだが、傷付きやすい面も。大学進学で上京」と書いてあるので、おそらく、彼は、京大を受からないのではないでしょうか?


 このドラマの脚本家の、北川悦吏子氏、意図的なのか、天然(結果として)なのか、視聴者のことを、弄ぶ(弄んでしまう)傾向があるようです(ある意味、朝ドラのノリとは、色々と、違う書き方をしている、証しなのかも知れません)。


 尤も、レビュー・サイトなどで、意見するタイプの、朝ドラ・視聴者の、ハヤトチリの方こそ、問題なのかと思われますが・・・。



 ここまで、この作品を観た印象ですが、間違いなく、好き嫌いが分かれる作風ではあっても、ドラマとして、及第点以下(突っ込みどころだらけ)ということは、ないような気がします。


 それだけに、朝ドラを論評する記事を書いている、筆者(ブロガー)にとっては、必ずしも、有り難い作品とは言えない感じです・・・実際、「半分、青い。」の記事を書くより、前作「わろてんか」の批判記事を書いていた時の方が、突っ込みどころがあり過ぎて、凄い文量になって、どう考えても、このブログの実力以上の検索上位に入ることが、普通に(何度も)ありましたし・・・。