詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

第32回「半分、青い。」の感想は、卒業式を途中で抜け出す、鈴愛たち、喫茶店「ともしび」のお会計問題が、決着!


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 NHK・朝の連続テレビ小説「半分、青い」第32回の、あらすじ&感想です。



 鈴愛を始めとする、ふくろう会の4人は、卒業式を途中で抜け出し、誰もいない校舎を走りながら、思い出の各所を、カメラで、記念撮影していた・・・卒業式の帰り、いつものように、喫茶店「ともしび」へと立ち寄った、ふくろう会の4人が、まさこに、これまでのツケの代金を支払うと、今日の飲食は、彼女が、お祝いに御馳走してくれることに・・・鈴愛と律は東京、ブッチャーは京都、1人、地元に残るナオは、寂しくなって、鉄板に涙を落とす、それを見た鈴愛が、「私、涙が焼けるの、初めて見た!」と真顔で言ったので、「アホな鈴愛が、おらんくなったら、つまらんなる」と、ナオは、更に泣けてくる・・・鈴愛も、ナオも、ブッチャーも、別れが寂しくなり、涙ぐむ中、一人だけ、涙を見せることのない律に、鈴愛は気付き、「律の心の真ん中は、ずっとずっと、先の方にあるのかも知れない」と思う・・・鈴愛が上京する前日、草太とは、引っ越しの準備が済み、片付いた鈴愛の部屋の中で、「お母ちゃんをよろしく」と話をし、宇太郎とは、手作りの本棚をもらった縁側で、「お前のコミックスが出たら、並べればいい。ウチの食堂にも置く・・・何も心配するな。お父ちゃんも、お母ちゃんも、ずーっと、鈴愛の味方や!」と励ましてもらう・・・そして、夕食は、晴が奮発して買って来た、飛騨牛のスキヤキを、家族5人で、楽しく食べるのだった・・・という、あらすじです。



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 それでは、ここからは、第32回「半分、青い。」の、筆者の感想です。



 この回は、鈴愛の、高校の卒業式と、上京(引っ越し)の準備、つまり、彼女が、友人や、家族と別れる直前の話、それが、淡々と、直球気味に描かれていて、人によっては、感心したり、泣けたりするシーン(台詞)もあったのかも知れませんが・・・筆者は、別れの直前ではなく、次回放送の、実際の別れのシーンに、期待します(ということは、今回は?)。



 ひとつのクラスから、4人も、卒業式を脱け出すという、鈴愛たちの無茶な作戦は・・・視聴者には、エラーに見えても、制作サイドからすると、卒業式という金のかかるシーンで(人のいるシーンで)、大幅な予算削減に成功した、このドラマの脚本家・北川悦吏子氏の、ファインプレー?



 鈴愛たち、ふくろう会の4人は、どうして喫茶店「ともしび」で、いつも自由に、飲み食いが出来たのか?

「(会計方法が)ツケだったから」と、今回で判明・・・しかし、それだと、「一体、どのくらいの期間(額)?」という疑問も残るので・・・普通に、晴が誰かと、ともしびにいる時、「あの子(鈴愛)、今月も、こんなに食べとる!」と、ツケの記録を見ながら、怒っているシーンでも、挟んで置けば、良かったかと・・・。



 最後になりますが、もうすぐ、岐阜の話も終わろうとしているのに、筆者が、コメディー要員として、大いに期待していた、ブッチャー・ファミリーの出番が、余りに少な過ぎるような・・・特に、大人になったブッチャーの姉、まだ、登場さえしてないですし・・・。