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詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話や、日常生活にあったことを書こうとも思います。

裸の女王様、子供相手に、刑罰を執行する

王様や王子や姫が登場する詩

 

ある王国に、裸の女王様がいた

 

一国の、最も高貴なる、象徴的女性に対し

こんな言い方をするのは

問題だと思う人もいるだろうが

 

この女王

 

ただの露出狂といって、さし支えなかった

 

とはいえ、女王は

年齢、四十も半ばでありながら

大変、素晴らしい、スタイルの持ち主で

 

それゆえ、国民に対し

自慢の裸体を見せびらかしたくて

 

いつの間にやら

裸が、正装になった

 

 

ある時、正直な少年が

 

家来を何人も連れて

堂々と、街を裸で歩く

女王のことを、指差しながら

 

「確かに、体はセクシーだけど

 顔は大したことないね」

と、口を滑らしてしまい

 

彼は、不敬罪の現行犯で

即座に、城へと連れて行かれ

 

檻の中に、閉じ込められてしまった

 

死刑?

鞭打ち?

国外追放?

 

国民は、皆、少年が

これから、どのような罰を

受けるようになるのか?

 

とても、心配していたし

 

不謹慎なことに、楽しんでもいた

 

 

そして、少年が受ける、刑罰が確定した

 

「敬愛する女王様の魅力」

というテーマで、作文を書く

 

ただし、女王が

その内容を、気に入らない限り

檻の中から、出してもらえない

 

それが刑罰の中身だった

 

ちなみに、少年は、作文が苦手だったうえ

とにかく正直で、お世辞も苦手だったので

 

檻から出るまで、約一年もかかってしまった

 

しかし、少年は

この不敬事件のお蔭で

 

一年で数年分の、急成長を遂げていた

 

体が?

 

いや

 

嘘をつくのが 

 

本当に、巧くなった