詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

まんぷく(第3回感想)「今井三姉妹の母・鈴(松坂慶子)のキャラは、好き?嫌い?」


f:id:kitafumi:20181004161643j:plain

 NHK・朝の連続テレビ小説「まんぷく(第3回)」を観た、感想です。



 今回は、第1~2回のような、色々なキャラを挟んで、伏線めいた話を、小出しにするだけではなく、ちゃんと、この回だけで、「お話し」になっていて、内容が分かりやすかったです。


 主なあらすじ「鈴の腹痛が仮病と分かる、彼女が仮病を使った理由が、咲の結婚を延期させたい(福子と2人では心細い)からと分かる、福子が、その英語力を買われ、ホテルの花形・フロント係になる、咲と克子は、福子の仕事は順調だし、充分、母を任せられると考えるが、鈴は、不安を隠せない、意を決した、福子が、母への感謝を述べ、恩返しを誓うと、鈴は、ついに、咲の結婚に賛成する(福子と2人で生活する、覚悟を決める)」



 それにしても、この第3回の主役とも言える、三姉妹の母・鈴のキャラ(性格)設定は、どう理解すればいいのでしょう?

 武士の娘の割には、台所の床で、ツナ缶を食べているし、長女・咲の結婚相手は「冷たそうに見える」、次女・克子の旦那は「売れない絵描き」と、どちらも今更な不満を言い、本人を無の前にし、三女の福子は頼りないから、咲の結婚の延期(中止?)を望み、仮病まで使う・・・もしかしたら、コメディー要素の強い人物として、描かれているのかも知れませんが(視聴者は、彼女の子供っぽさや、矛盾を笑うべきなのかも知れませんが)、「笑えない。単にワガママなだけの嫌な母親」と感じている人たちも、きっと、少なくない気がします。

 もちろん、「この駄目さ加減が、かわいいくて、好き」と感じている、寛大な人だっていると思いますが・・・。



 送料無料「連続テレビ小説・まんぷく ドラマガイド(パート1)」を、ヤフーショッピングで!




 最近の朝ドラ、「ひよっこ」が変化球、「半分、青い。」が大変化球、「わろてんか」が大暴投、「べっぴんさん」がワンバウンドだとしたら、この「まんぷく」は、一部の朝ドラ・ファンが待っていた、「ストレート」のような気がしてきました・・・つまり、視聴習慣で観るには、ちょうどいいものであって、余程のことがない限り、視聴率が20%を割ることはないかと思われます。

 ストレート(まだ、言い切れませんが)と、大変化球(半分、青い。)、視聴率的には、どちらが上にいくのか?

 興味深いところですが、果して・・・?