詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

あの鳥、太陽に、キスしようとしている

 

私は、ある天才的な博士の

素晴らしい本を手に入れ

 

その内容を、すぐに実践してみた

 

走る、とにかく、走る

 

つまずく

 

倒れ込んだまま、這って移動する

 

なるべく速く、休みなく、移動する

 

虫に変化する

 

 

そんなこと、馬鹿げている?

 

酷い本だって?

 

確かに、ずっと、虫として

這いつくばって生きるのは

誰にとっても、嫌なものだろう

 

でも、この虫には、羽根があって

 

博士の記述によると

 

なんと!

 

宇宙、そして太陽まで、飛べるとのこと

 

「早速、飛ぼう、何処までも!」

 

と、虫になった私が

羽根を拡げた瞬間

 

誰かに、踏み潰された

 

爪先で蹴られ、地面を転がった

 

衝撃・・・何が何やら、わからない

 

痛み・・・体が、大変なことになっている

 

意識・・・もう、遠のくばかり

 

 

あ・・・空・・・・・あ

 

あの鳥、太陽に、キスしようとしている!

 

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