詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

奥様は、取り扱い注意(第1話~第2話)を観た感想は・・・イメージしていたものと違う!

 

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 日本テレビ「奥様は、取り扱い注意」の、第1話~第2話を観た感想です。

 

 知名度があり、多くのドラマファンから、その作風を知られる脚本家(金城一記)に、キャストが、綾瀬はるかと西島秀俊、そのうえ、ジャンルが「(宣伝によると)アクションありのホームドラマ」という斬新さ・・・絶対、面白いに違いない、と楽しみに、第1話~第2話を連続して、録画視聴しました。

 

 その感想ですが、まず、私が想像していたドラマとは、全く違いました。

 

 そして、率直に、つまらなかったです。

 

 アクション少なめだし、特に目新しいところもないし(果物を凶器にするのは、ネットで話題になっていましたが)、そして、間違いなく、ホームドラマではありませんでした。

 

 コメディーに片寄れば、綾瀬はるかの個性が、アクションに片寄れば、脚本家の個性が活きたのでしょうが、このドラマでは、お互いが、個性の引っ張り合いをしてしまったかのような印象です。

 

 おそらく、プロデューサーは、「綾瀬は、アクションいける、金城氏も、コメディーいけないこともないだろう」と考えて、ちゃんと、二人の個性が、融合するイメージだったのでしょうが・・・実際は、悪い食べ合わせに過ぎなかったようです。

 

 今回のドラマの脚本では、金城氏の、なるべくなら、出ない方が良かった、「陰気さ」、「下世話さ」、「理屈っぽさ」、そして「オヤジ臭さ」が、露骨に出てしまって、綾瀬はるかの良さが発揮出来る感じではないうえ、彼女のファンが求めているものでもないのかと・・・。

 

 第1話のオープニングでは、椅子に縛られていた、特殊工作員の菜美(綾瀬はるか)が、自分で結束バンドを切り、数人の男を倒し、逃走、橋の上から飛んで、水中に・・・というシーンがありましたが、てっきり、私は、退屈な専業主婦・菜美の楽しい妄想話なのかと・・・しかし、これは現実の話で、彼女の「超人的な能力」を、視聴者に植え付けるためのシーンだったようですが・・・決して、冗談ではなく、これなら、「菜美は宇宙人」という設定で、綾瀬はるかが、超能力を使ったり、目からビームを出したり、宇宙船を運転したりする方が、格段に、楽しくて良かったなと・・・どうせ、「一話完結の勧善懲悪で、困っている主婦を、悪いヤツから、助けるだけの話」なのだから、特殊工作員でも、宇宙人でも、同じでしょう?

 

 そして、綾瀬はるからしさで言ったら、特殊工作員より、宇宙人の方が、設定として、絶対に合っていたと思うのですが・・・。

 

 また、菜美と結婚した、伊佐山(西島秀俊)の、両親が交通事故で亡くなっているという設定、何やら、怪し過ぎると思うのですが、もしかして、最終回あたりで、宇宙人としてバレるのは、こっちということでしょうか?

 

 という訳で、最終回で判明するであろう、「伊佐山は宇宙人説」を確認するために、私は、「奥様は、取り扱い注意」、最後まで、欠かさず観ようと思っています。

 

 今のところ、暗いし、下世話だし、総じてつまらないのが、難点ではありますが・・・。