詩と寓話とシュールレアリスム

タイトル通りのテーマです。シュールな詩と寓話を書きます。たまに、ブログの話やテレビの話、日常生活にあったことを書こうとも思います。

わろてんか(第102回・第103回)、ミス・リリコ&シローの初舞台、隼也の帰宅、更に、藤吉まで帰宅?

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 NHK・朝の連続テレビ小説「わろてんか(第102回・第103回)」は、事務所で、「リリコと四郎のコンビを、どう売り出すか?」について、てんが、トキや楓たちと、話し合っていると、そこへ、アメリカから帰国した、隼也が顔を出す・・・自宅で、てんは、隼也のアメリカでの話を聞いているうち、亡くなった藤吉と、そっくりだと感じ、嬉しい反面、少し心配になる・・・てん・トキ・楓が、リリコと四郎のコンビ名や、衣装などを決める、会議をしていると、隼也が「(コンビ名は、アメリカに、ミス・コンテストがあることから)ミス・リリコ・アンド・シロー」、「(衣装は、今の日本が、西洋のモノマネばかりしていることから)逆に、リリコは着物」と意見を述べ、どちらも、採用される・・・漫才の練習で、度々、顔を合わせるようになった、リリコとシローだったが、ある時、彼女が、四郎のアコーディオンの鍵盤を、手荒に押したことから、大きなケンカとなり、リリコは反省しながらも、解散を口にするようになる・・・てんは、藤吉の位牌の前で、今後、女興行師としてやっていく自信を、失いかけている話をすると、幽霊(?)となった藤吉が現れ、これまでの彼女の頑張りを誉めたうえで、リリコと四郎のことも、「芸人を本気で叱るのも、興行師の仕事や、怒ったれ!」と助言をし、いつの間にか、彼は消えてしまう・・・てんは、リリコと四郎を、歌子の店に呼び出し、藤吉の助言通り、「(本音では、お互い、認め合っているのだから)二人とも、ちゃんと、向き合いなはれ!」とテーブルを叩き、一喝し、「ウチも、女興行師として、自信なんかあらへんけど、腹はくくったつもりや、アンタらの才能を信じて、一流の漫才師になるまで、キッチリ、育て上げます!」と続け、リリコと四郎を、コンビで漫才するように促し、二人も納得する・・・全国漫才大会の当日、本番前に、楽屋で緊張している、ミス・リリコ・アンド・シローを、てんが「初舞台、おきばりやす!」と、笑顔で送り出すものの、二人の漫才は、所詮、結成したばかりのコンビによる、未完成のものに過ぎなかった(しかし、お客には、ウケていた)・・・全国漫才大会の優勝者は、下馬評通り、北村笑店の大看板、キース・アサリで、初舞台ながら、真剣に、優勝を狙っていた、リリコは、落ち込んでしまうが、てんも風太も伊能も、みんな、ミス・リリコ・アンド・シローの健闘を称えるのだった・・・という、あらすじです。



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 それでは、「わろてんか(第102回・第103回)」の、筆者の感想ですが、まず、とにかく、雑な「全国漫才大会の設定」、審査方法は、客の投票らしいですが、優勝の特典も、参加者の数も、参加資格も、何も分からないまま、大方の予想通り、キース・アサリが優勝・・・そして、社長(てん)・専務(風太)・役員(伊能)が、優勝者の祝勝会もしないで、いち敗者、しかも、新人の残念会(?)の方に参加・・・落ち込むリリコを励ますだけなら、キース・アサリの祝勝会の中で、つまらなさそうにしている、彼女を、みんなが励ましに来る、みたいなシーンを作る方が、きっと、妥当だったでしょう。


 そして、大会参加者の中の誰かが、「どうせ、出来レースや、キース・アサリ師匠が優勝するに決まってる」みたいなことを言って、てんか、風太が、それを聞いて、「そんなことない、誰が優勝かを決めるのは、お客さんや」みたいなことを言うシーンも、大会前に、必要だったと思います。


 また、キースとリリコは、子供の頃から、旅芸人一座で、一緒にいて、おそらく、アサリ以上に、付き合いが長いはずなのに、二人の、そういう関係性を、大会前も、大会後も、一緒に、旅芸人をしていた藤吉が、亡くなる前後の時期さえも、全く、感じさせることが出来ないのは、どうなのでしょう?



 話は変わりますが、リリコと四郎の売り出し方を、みんなで考えていた時、アメリカ帰りの隼也が、「アメリカには、ミス・コンテストという、一番の美人を決める大会があって・・・だから、ミス・リリコや」と言った、約1分後には、「日本は、西洋のモノマネばかりしている・・・だから、逆に、(リリコの衣装は)着物や」と言う、矛盾に、脚本家が、全く気付いていない、バカバカしさ・・・。


 つい、この間、亡くなった(やっと、松坂桃李ファンを安心させた)と思ったら、早くも、幽霊として復活する藤吉、最愛の夫だったはずの、彼に対する、てんの態度も、「ひゃあ!」、「ちゃう、ちゃう!」、「あー、やめて!」と、まるで、変質者扱い・・・こんな女に対する、未練など、早く断ち切って、さっさと成仏した方が、藤吉のためかと思われます。


 最後になりますが、第103回終盤のナレーション「女興行師・てんの挑戦は、始まったばかりでございます!」の、どうしようもない、怒りさえ込み上げてくる、いい加減さ・・・てんは、社長に就任して(藤吉が亡くなって)、もう、4年目って、視聴者に教えてくれたのは、確か、ナレーションだったと思うのですが、「既に4年も経っているのに、始まったばかり」という、「わろてんか・タイム」、少なくとも、筆者は、ついていけそうにありません。